笑いこそ幸せ、笑いこそ全ての源!
笑い飛ばせば大概のことはなんとかなるし、笑ってさえいられれば人生大体楽しい(ような気がする)!
ちょっと落ち込んだ時にこそ、フフっと笑って嫌な事を忘れてしまいましょう。
この特集では、これまでこのブログ内で紹介した作品の中から厳選して、笑えるギャグ&ラブコメ漫画を紹介します。
そして当ブログで紹介している作品は全て1巻完結モノなので、続編読めねぇ! チクショウ! となる心配もありません。
シュールから王道ギャグまで、様々な笑える漫画を紹介しますので、どうか日頃のクソな出来事を忘れて笑ってくださいませ。
全ての作品はこのブログ内で一度紹介しているものです。気になる作品をもっと詳しく知りたければ、各作品末尾に詳細記事へのリンクも貼るので読んでみてください。
『永沢君』さくらももこ
最初に紹介するのは、永遠のシニカリストである永沢君が主人公の傑作漫画。
ちびまる子ちゃんに登場するキャラとしてはお馴染みの永沢君の中学生になってからの生活を描いた漫画です。
この漫画にはちびまる子ちゃんは出てこない(1コマのみ登場)のですが、藤木君や花輪君らは登場し、相変わらず最高に笑える掛け合いを見せてくれます。
何よりも永沢君が友人2人(永沢君本人は「友達じゃない」と言ってますが)である藤木君と小杉君へ放つ痛烈な一言が面白すぎます。
今だからこそぜひ読んでほしい、究極のひねくれ者永沢君のセリフに爆笑できる傑作漫画です。
『阿呆にも歴史がありますの』長崎ライチ
お次は圧倒的画力で繰り広げられる怒涛のシュールギャグに抱腹絶倒な漫画『阿呆にも歴史はありますの』です。
11編の短編から構成された短編集漫画の構成になっているのですが、どのお話も勢いとシュールさが抜群で、この笑いが一度刺さったら死ぬほど笑えると思います。
ただ、シュールギャグが苦手な人は笑えない可能性もあります。
長崎ライチ先生のデビュー作で受賞歴もある収録作「紙一重りんちゃん」は可愛くて面白くて深みもある素晴らしい作品なのでぜひ読んで欲しい一作。
『夢中さ、きみに。』和山やま
ひたすらに登場人物が魅力的で、なんとも言えない雰囲気と間の取り方が抜群に巧い『夢中さ、きみに。』。
第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞、さらに第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した作品であり、読めば納得のとても面白い雰囲気に満ちた傑作です。
面白さを明確に言い表すのが難しい、いわゆる「空気感と雰囲気が面白い」タイプの漫画なのですが、それに加えて登場人物が皆一様に強烈な「不思議な魅力」を持っており、笑わせてくれるし惹き付けられるし、まるで魔法にかけられたかのように読む手が止まらなくなります。
和山先生作品では『カラオケ行こ!』も紹介していますが、この『夢中さ、きみに。』と共通しているのは人物の持つ雰囲気のクセが面白い点です。
登場人物が面白ければ漫画も面白くなる――そんな風に思わせる傑作漫画です。
『ヨルとネル』施川ユウキ
お次は施川ユウキ先生による、小人2人の旅を描いた漫画『ヨルとネル』です。
ヨルとネルという名前の2人による旅なのですが、小人視点をうまく利用した笑いが満載で、思わず「よく思いつくなぁ」と唸ってしまうような、小人ならではな笑いがとても面白いです。
そしてこの漫画が凄い点は、前半ではしっかりとギャグでたっぷり笑わせてくれて、後半になると雰囲気が一気に変わる点です。
なぜ2人は小人なのか?
2人はなぜ旅をしているのか?
読者も感じていた疑問が少しずつ明かされるにつれ、前半のギャグ満載なあたたかい雰囲気とは全く異なるシビアな展開になっていき、最後には泣かされます。
ギャグからサスペンス、そして感動へと繋がる、神がかった構成の1巻完結漫画になっています。
『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』ドラゴン画廊・リー
知る人ぞ知る、ドラゴンボールのパロディ漫画の最高峰と言えば『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』でしょう。
タイトルからほぼほぼ内容は察せるように、普通のドラゴンボール好き高校生がひょんなことからヤムチャに転生してしまう漫画です。
この漫画はドラゴンボールを詳しければ詳しい程に笑えるようになっており、世界一残念な男ヤムチャへの残念なイメージが強ければ強いほどワクワクできる漫画になっています。
ですから、ドラゴンボールを全く知らない方はたぶんほぼ楽しめません。
特筆すべきはドラゴンボールの二次創作漫画を数多く描いてきたドラゴン画廊・リーの完璧とも言えるほどの「鳥山明絵の再現度」です。
この再現度の高さがあってこそ、ここまでめちゃくちゃヤムチャな話も盛り上がったのだろうと思います。
ドラゴンボール好きでしたらきっと笑えて盛り上がれる漫画なので読んでみてほしいです。
『ドントクライ、ガール』ヤマシタトモコ
お次はヤマシタトモコ先生の勢いすさまじいラブコメ漫画『ドントクライ、ガール』。
僕はちょっと読み始めてビックリしてしまったのですが、全裸になりたがるイケメンと、そのイケメンの家に両親の都合で居候することになるラブコメディです。
なんでだよ、と思ったら負けなレベルでどんどん繰り出されるテンポの良い展開にひたすら笑わされます。
ただし下ネタ満載なので、下ネタで笑わされるのが嫌いな方にはおすすめしません。
結末も、それまでの下ネタの応酬が吹っ飛ぶほとのキレイさなので期待して読んで大丈夫です。
『うどんの女』えすとえむ
学生食堂で働くうどん担当の女性と、大学生との歳の差恋愛を描いた『うどんの女』。
笑えるシーンも多いですが、純粋な歳の差恋愛漫画としても抜群に楽しめます。
また、うどんも色々な場面で活かされておりえすとえむ先生の発想力にも感心させられます。
35歳のうどん担当女性と大学生の男の子との歳の差ならではのすれ違いっぷりにもあるあるで笑えます。
『画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて』漫☆画太郎
タイトルだけでもうある意味おなかいっぱいな『画太郎先生ありがとう いつもおもしろい漫画を描いてくれて』。
ご存知漫☆画太郎先生の、貴重なデビュー作も収録された、良い意味でめちゃくちゃな短編集です。
ただし、もし漫☆画太郎先生の作品を読んだことがない方は、うかつに手を出すとヤケドするかも知れません。
何しろ、ウ〇コとジジイとババアとゲ〇のオンパレードですので。
僕は精神年齢さんしゃいなので画太郎先生大好きでゲラゲラ笑えました。
同じように精神年齢さんしゃいからはっしゃいぐらいまでの方には全力でおすすめできます。
『へっぴり嫁VSものぐさ太郎』漫☆画太郎
ここで1つ画太郎先生の傑作読み切り漫画も紹介しておきたいと思います。
なんとこの作品はフルカラーで、無料で全編読むことができます。
そして面白い。
相変わらずジジイとババアとウンコ満載のお話ですが、かなり笑えてぶっ飛んで……
ました!!!
おすすめですので息抜きにぜひ読んでみてください。
↓↓クリック(タップ)ですぐ読めます。
まとめ:最高に笑えるギャグ&ラブコメ漫画で嫌な事も忘れて笑いましょう
あなたの気になる作品はあったでしょうか?
今後も新たなに超笑える漫画を紹介した際には、この特集にもどんどん追加していく予定です。
とにもかくにも、笑うって大切ですから、どうか「どんな時に読んでも笑える漫画」というのを1冊でも見つけられると、きっと人生も明るいものになるはずです。
まずは今回ご紹介した作品の中で気になった作品、試し読みだけでもしてみてください。
※他特集記事ももしよければお読みください↓↓
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