喜んだり悲しんだりドキドキしたり……それら感情の起伏が全て天候へと直結してしまう、ハイグレードな天気の子な女性、天音（あまね）。
特殊な一族に産まれてしまった天音の使命は、とにかく感情の起伏がないように日々を過ごすことのみ。
しかしそんな天音にも恋する相手が現れてしまいます。
『天気の子』なラブパワーで世界がぶっ壊れるような展開になるのか、それとも？
――今回ご紹介するのは、南コハク先生による『向日葵のようなあなたへ』です。
『向日葵のようなあなたへ』は一言でどんな漫画？
心が乱れると天候が荒れるのでひたすらに静かにしていなくてはならない女性と、その女性の前に突如現れてしまったひまわりのような男性の恋物語。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| 向日葵のようなあなたへ | 南コハク | 55ページ | 少年ジャンプ＋ |
『向日葵のようなあなたへ』の超ざっくりあらすじ
感情の起伏がそのまま天候に影響を与えてしまうという、神のような特徴を持った一族に産まれた美しき女性、天音。
天音はその一族の特徴から「天の神の子」と呼ばれてはいるが、その使命は「感情の起伏がないように日々を過ごす」という実につらいものだった。
しかしある日天音は、近々行われるお祭りの提灯を作る職人の息子として屋敷を訪れていた男性、慎太郎と運命的な出会いを果たす。
恋などしてしまえば国が滅んでしまう恐れもあったのだが、次第に天音は慎太郎のことが気になるようになり、慎太郎もまたぐいぐい天音に絡んでいく為に2人の心はどんどん近づいていってしまう。
とはいえ天音には大事な使命がある。
そこで天音は、慎太郎に「もう会えない」と決別する意思を伝えるのだが……。
『向日葵のようなあなたへ』のネタバレあり感想
設定にツッコミどころは色々あったように感じましたが、最後まで面白く読めました。
ちょっと慎太郎がクズ過ぎるような気もしたのは僕だけでしょうか？
（だって世界滅ぶかも知れないのに平気で会いに行ってちょっかい出すとか天気の子の彼以上に世界ぶっ壊す気ですやんとか思ったので）
それに反し、天音ちゃんは可哀相過ぎます。
感情の起伏ナシで生き続けるとか、それもう人間捨てなきゃできないやつです。
しかし天音は天の神の子として産まれてしまった使命を全うすべく、ひたすらに心を静かに暮らしています。
最後に、天音が感情を顕にしても良い条件というのが明かされますが、それを隠してた付き人風の錦さんはマジ鬼。
もう少し長編になっていればそのあたりも誤解のないよう丁寧に描けたのかも知れませんが。
とはいえ最後には2人が夜限定で逢瀬を重ねることができることも判明し、可愛く照れる天音の顔がたまらずほっこりするラストでした。
2人のイチャイチャがもう少しだけ読みたい気持ちにもなりました。
「夜のあいだだけあなたに恋ができるなんて
夢のようで
心が抑えられそうにない！」
なにそのセリフ。可愛すぎる。そしてだいぶエッチ。
『向日葵のようなあなたへ』を読んだ皆さんの反応
『向日葵のようなあなたへ』は感情の起伏が天気に直結する女性の恋物語を描いたおすすめ読み切り漫画
なんとも可愛らしい天音の心の動きにキュンキュンする、素敵な読み切り作品でした。
しきたりでがんじがらめの天音を救ったのが、ちょっとアホっぽい慎太郎みたいな男だったのもあながちそういうものなのかも知れません。
たしかに慎太郎は「向日葵のようなあなた」だったようにも思います。
でも慎太郎、国の命運かかってるってわかった上でやってた行動ならマジ危険笑
――とにもかくにも、もしまだ読んでいないのであればきっと感情動かされると思いますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『向日葵のようなあなたへ』が面白かったのであれば、作者である南コハク先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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