超メジャー級選手を輩出した野球部への試験(セレクション)へ参加した球児達の熱く激しいぶつかり合いを描いた、傑作スポコン読み切り漫画を今回はご紹介。
少年ジャンプ+で無料公開されている稻葉樹先生の『白のエリア』です。
『白のエリア』は一言でどんな漫画?
野球に大切なことを熱い想いを持つ球児達から学べる、燃えるスポコン読み切り漫画です。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
白のエリア | 稻葉樹 | 51ページ | 少年ジャンプ+ |
『白のエリア』ざっくりあらすじ
メジャーでも大活躍の日本人メジャーリーガー、井上圭。
その井上が在籍したブランドつきの野球部である光院野球部では、その日入部セレクションが行われていた。
そこで行われていたセレクションのルールは非常に独特、かつシンプルなもので、50名を4チームに分けてトーナメント戦を行い、最も勝率と失点率が優れたチームが合格。
さらに特殊なルールとして、打者ならホームラン1本打てば合格、投手なら10奪三振で自動合格というものも。
様々な選手達がそれぞれの想いを胸に、熾烈な入部セレクションが今始まる――。
『白のエリア』のネタバレあり感想
井上圭という超有名日本人メジャーリーガーを排出した名門野球部へのセレクションを描いた野球漫画。
しかしよくあるセレクションではなく、4チームに分かれて試合を行い、その勝率と失点率が最も優れたチームが合格、という特殊なルールの下で試合が行われます。
さらに追加で、投手なら10奪三振、打者ならホームラン1本を打った時点で自動合格、という一見オイシイ特殊ルールも加わります。
皆がそれぞれ野球には絶対の自信を持っている猛者なので、当然個人技術で一発合格できるホームランや三振を狙っていこう、となるのですが……。
この漫画の中心となるのは、なんだか終始おどおどしているピッチャーの黒瓦カケルと、ワンパンマンな見た目の元流一郎の2人。
最初、打たれまくってしまうカケルでしたが、流一郎はカケルが本当にやりたい野球がどういうものであるかを察していた為、途中から「打たせて捕る野球」へ変えるよう提案します。
するとそれがハマり、一方的にやられる展開を止めることに成功します。
このあたりの描写は野球をほとんど知らないような人でも、三振取るだけが野球じゃない、ということを伝えられる上手い描写なんじゃないかと思いました。
打たせて捕った方が投球数抑えられますし。
そして、坊主頭の流一郎は、わかりやすく言ってしまえば鬼滅の刃の善逸な生き方をしてきた人物。
1つのことを極めろ、とじっちゃんに言われたところもなんとなく似てます。
そのおかげで、とにかく守備が上手く、また打撃でもある変化球だけは打ち返すのがめちゃ上手い、という面白い人物です。
見開きの迫力あるシーンもあり、最後にはヘッドコーチによる野球の本質を教えてくれるようなセリフもあり、最後まで熱く盛り上がれる面白い野球漫画でした。
『白のエリア』を読んだ皆さんの反応
『白のエリア』は名門高校の試験を熱く描いたオススメの傑作野球漫画
読み切り漫画で野球とはこれまた凄い挑戦だと思いますし、しっかり熱く激しいジャンプっぽい漫画になっていたのがなお感動です。
この作品は確かに続編が読みたいですね!
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