伝説の駅伝ランナーであった父を持つ駅伝部監督は、良い結果が出せずに追い詰められていました。
そんな時、伝説のランナーの妻であり、監督の母でもある齢80の最強お婆ちゃんが駅伝部を再生すべく立ち上がった!
――今回ご紹介するのは、そんな駅伝に全てを懸けた人々の想いを描いた斉藤羽凧(さいとううたこ)先生によるスポーツ読み切り漫画『イチニツイテよ~いドン!』です。
スポーツを指導することの難しさが特に取沙汰されることが多くなった昨今。
そんな時代だからこそ胸にささる、胸アツな読み切り漫画になっています。
『イチニツイテよ~いドン!』は一言でどんな漫画?
駅伝にかける駅伝部員達の想いと、伝説のランナーの妻であったからこそ色々な事がわかるお婆ちゃんとの熱くて泣ける駅伝部漫画。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
イチニツイテよ~いドン! | 斉藤羽凧 | 43ページ | コミックDAYS |
『イチニツイテよ~いドン!』ざっくりあらすじ
東西大学駅伝部顧問の桜咲守はかつて山の神とまで言われたランナーであった。
しかし最近は守が指導する駅伝部の成績が芳しくなく、次回の予選会を突破できなければ辞めてもらうことになる、と告げられてしまう。
弱り切った守は、自身の母であり、伝説のランナーでもあった桜咲茂の妻でもある桜咲コイトに駅伝部員達の指導を手伝ってほしいと頼み込む。
こうして成績のよくなかった東西大学駅伝部は、80歳を超える伝説の婆ちゃんによって徹底的に改革されていくことになるのだが――。
『イチニツイテよ~いドン!』のネタバレあり感想
『イチニツイテよ~いドン!』は、良い成績が出せずに悩んでいる息子(とは言ってもこの息子も山の神とまで言われたランナー)の為に80歳のお婆ちゃんがたるんだ駅伝部を再生していく駅伝部の漫画です。
実に王道な内容で読後感も爽やかな素敵な読み切り作品になっていました。
お婆ちゃんがなぜ出てくるのか?
と読む前には疑問でしたが、読み進めるうちに伝説のランナーの妻であることが明かされ、伝説のランナーの妻であったからこそわかる部員達の苦悩があるのだな、と感心しました。
流石伝説のランナーの妻として支えてきただけあって、根性論で乗り切ろうとする部員を的確に見抜き叱咤し、「今本当に大切な事は休養である」ことなどをしっかり教える姿は素敵でした。
この作品のあばあちゃんのように、選手本人よりもそれを長年支えてきた人だからこそ見える事というのがたくさんあるのだろうな、なんて読みながら考えさせられましたね。
すぐにパワハラだのなんだのと炎上しがちなスポーツ界ですが、精神的な面での向き合い方と、身体的・物理的な面での向き合い方両方のバランスが取れた教え方をする、まさに伝説のばあちゃんが大活躍な胸アツスポーツ漫画でした。
次に駅伝を見る時には少しだけ見方が変わっているかも知れません。
『イチニツイテよ~いドン!』を読んだ皆さんの反応
『イチニツイテよ~いドン!』は駅伝に懸ける陸上部員の想いと凄腕お婆ちゃんの物語
駅伝は本当にいつ見ても泣けます。
録画でも泣けるし、リアタイではもちろん号泣です。
その理由というのは、やはり全ての選手達が全力で必死に走っているからです。
走るだけなのに、あんなにドラマが生まれる凄いスポーツ。
駅伝好きな方にはもちろん、そうでない方でもきっと楽しめる傑作スポーツ読み切り漫画になっていますので、ぜひ読んでみてください。
そしてこの作品が楽しめた方は、斉藤羽凧先生を応援し、最新情報をチェックしてみてください。
※他にも、スポーツ漫画の読み切り作品をいくつか貼っておきますのでよければあわせてチェックしてみてください。
ブログ内で紹介してきた1巻完結・読み切り漫画の中から厳選した本気のおすすめ漫画特集、よければあわせて読んでみてください↓↓
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