常に人類の戦いの歴史と共にあった兵器の歴史。
そして中国大陸内でも有名な、伝説の100の兵器を持つ武装組織「百大兵器譜(ひゃくだいへいきふ)」。
今回ご紹介するのは、ワクワクが止まらない設定と、ものすんごい画力で描かれる大迫力の戦闘シーンが凄まじい陶延リュウ先生による『百大兵器譜』です。
この作品は2018年夏の部で四季賞を受賞している作品で、折り紙つきの面白さ。
さらに作者の陶延リュウ先生は後に沙村広明先生の無限の住人のスピンオフ『無限の住人~幕末ノ章~』にて作画を担当された方でもあります。
万事納得のクオリティ!
『百大兵器譜』は一言でどんな漫画?
中国大陸の兵器を求め双子の兄妹が旅するハイクオリティで大迫力のバトルアクション漫画。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
百大兵器譜 | 陶延リュウ | 43ページ | コミックDAYS |
『百大兵器譜』の超ざっくりあらすじ
「百器譜一位」に位付けされる伝説の兵器を探し求め、中国大陸を旅して回っている双子の兄・須歓と妹の空月。
ゴロツキ相手からお金を巻き上げてなんとか食いつつ旅している2人は、とある街で立ち寄った兵器屋で百大兵器譜(その世界では超有名な100の兵器を持った武装連盟)を名乗る男からの襲撃を受ける。
その男は先程お金を巻き上げたゴロツキの親分であり、確かにものすごく強そうで巨大な兵器を持っていた。
須歓と空月はまさに自分たちの旅の目的である「百器譜一位」に大いに近い存在である百大兵器譜の名を聞いたことで目の色を変えて百大兵器譜を名乗る男との戦いに臨む。
その戦いの中で、須歓の兵器である槍が伝説の銀月槍であることをゴロツキの親分は見抜くが、それを本当に使いこなせるのはもう絶滅した破軍の一族だけであることを知っていた親分は、容赦なく須歓に襲いかかり巨大鉄で潰してしまうのだが――。
『百大兵器譜』のネタバレあり感想
本当に凄まじい画力にまず目を奪われます。
そしてこの漫画からすでに沙村先生の絵柄にどことなく似ているような気もします。
漫画の内容は、珍しい中国大陸での兵器を巡るお話。
冒頭でやっつけるザコ3人がしっかりと伏線となり親分が登場し、ワクワクしまくりな巨大鉄球を振り回しながら兄妹に襲いかかります。
そうそう、バトルマンガはこのぐらい大げさにしてくれないと! というツボをしっかり心得ている作者さん素晴らしいです。
そしてやられてしまったかに思えた須歓は、実はまだ滅んでおらず生き延びていた伝説の一族の末裔であることがわかり、須歓の手にした伝説の槍「銀月槍」が銀色を帯びて本当の姿へと変貌していきます。
最後は鉄球の下から大復活した須歓が大暴れして、これから連載スタートしそうな雰囲気を感じさせつつ完。
最高に面白かったです。そして続きが読みたかった!
とにもかくにもまとめると、話自体もしっかりまとまり、四季賞獲ったのも大いに納得。
そして読後感も爽快な大興奮の作品でした。
『百大兵器譜』を読んだ皆さんの反応
『百大兵器譜』は伝説の兵器を巡る中国を舞台とした冒険活劇なおすすめ読み切り漫画
圧倒的画力に引き込まれ、最高に面白い設定にワクワクし、魅力的すぎるアクションシーンにただただ驚く……。
これはもう四季賞獲りますよ、と大納得の傑作でした。
沙村先生の無限の住人スピンオフに抜擢された理由もわかりますし、むしろもっとオリジナルな作品がいっぱい読んでみたいです。
もしまだ読んでいないのであればもったいないですから、ぜひ読んでみてください。
そしてこの『百大兵器譜』が面白かったのであれば、作者である陶延リュウ先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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