虫捕りを最後にしたのはいつだったか……。
子供の頃は夢中になってセミやクワガタなんかを探し求めたものですが、大人になってしまうとしなくなるどころかセミすら苦手になってしまうという悲しい現実。
僕のカミさんなんかはセミが玄関近くに止まっているだけでも家に入ってこないレベルでセミ嫌いだったりもします。
しかし今回ご紹介する漫画を読んで、久々に子供の頃に夢中で虫あみと虫かごを持って駆け回り、ライトアップされた真っ白な布に群がる虫に虫あみスマッシュをかました記憶が鮮明に蘇りました。
たまには楽しくほのぼのな虫捕り漫画はいかが?
――というわけで今回ご紹介するのは、オニムシ先生による『むしあみスマッシュ』です。
※本編の作者名が「オニムツ」というなんだか魚っぽい名前になっちゃってますが恐らく誤植だと思われます。
『むしあみスマッシュ』は一言でどんな漫画?
廃部間近の昆虫部と、昆虫部を救う彗星の如く現れた1人の天才虫捕り少女のほのぼの虫捕り昆虫譚。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
むしあみスマッシュ | オニムシ | 38ページ | コミックDAYS |
『むしあみスマッシュ』の超ざっくりあらすじ
バドミントン部を退部し、今後の部活で悩む少女・持木みや。
みやがこれからの事を悩みながら歩いていると、突然目の前に蝶のルリタテハが現れた。
すると偶然みやの目の前に虫あみが飛んできて突き刺さり、みやは反射的にその虫あみを掴み、その蝶を華麗に捕まえた。
ちょうどそれを目撃していた一年生の立羽るりは、たまたま今廃部危機にある昆虫部の部員を探しているところだった。
るりはすぐにみやに声をかけ昆虫部へ入らないかと誘いをかける。
さらにその後昆虫部の部長である二年生の耶麻いちかも紹介され、みやは苦手意識を持っていた虫への意識を改め、徐々に昆虫部へと興味を持つようになっていくのだが……。
『むしあみスマッシュ』のネタバレあり感想
ゆるくて可愛い少女達による、ゆるくてムシムシな昆虫採集物語。
冒頭でも触れましたが、なんとも懐かしく楽しい記憶を思い出しました。
物語は少女・みやが体験入部を経て昆虫部へ入部し、昆虫部も廃部の危機を免れるというシンプルかつ王道ストーリー。
ここでは、登場した昆虫類をざっと紹介してみたいと思います。
まずは冒頭に登場したのがルリタテハ(wikipediaへのリンク)。
作中でも紹介されてましたが、表は黒と瑠璃色のラインの入った美しい見た目ですが、裏は木肌に同化し擬態できちゃう凄い蝶。
次に登場したのがクロアゲハ。
名前の通り漆黒の羽と、ワンポイントだけ染まったオレンジと白の帯と斑が美しいです。
その次に登場したのはコクワガタ……と見せかけてのアカアシクワガタ。
作中でも語られているように、裏返すと腹と脚が赤いことで判別が可能とのこと。
裏側の見た目はみやが無理無理と言っていたようにGそのものだったりしますが笑
そしておそらくはメインヒロインの名前・みやもここから取ったのであろうミヤマクワガタ。
作中でも珍しい事が語られていますが、wikiをざっと眺める限り、なるほどノコギリクワガタなんかが低地にも現れるのに比べ、ミヤマクワガタは標高の高い山なんかじゃないとなかなか見れないのだそうです。
そしてミヤマクワガタはネコミミがある笑
――と、全体的に優しくてやわらかい雰囲気の、虫捕りメインの素敵な読み切り作品になっていました。
久々に昆虫への想いを思い出すきっかけになるかも知れません。
※余談ですが、作者のオニムシ先生は二人組のサークルのようで、ガチの昆虫愛がTwitterには溢れていますのでぜひチェックしてみてください。
『むしあみスマッシュ』を読んだ皆さんの反応
『むしあみスマッシュ』は昆虫部のほのぼの虫捕りおすすめ読み切り漫画
たまにはのんびりした昆虫漫画も楽しいものです。
しっかり昆虫も描かれていて、豆知識も得られて大満足。
もしまだ読んでいないのであれば、きっとあなたの昆虫採集欲を刺激してくれる作品になっていますので、ぜひ読んでみてください。
そしてこの『むしあみスマッシュ』が面白かったのであれば、作者であるオニムシ先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
※Tweetしてくれていました!ありがとうございます!
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