みんな大好き1万円札の福沢諭吉大先生!
もし自分の持っている貴重な1万円札が突然喋り始めたら、あなたならどうしますか?
――というわけで今回ご紹介するのは、戸倉そう先生によるアフタヌーン四季賞2018夏の幸村誠特別賞を受賞した諭吉と女子高生の摩訶不思議な青春物語『福沢諭吉のお預かりになります。』をご紹介します。
※このブログにて過去にご紹介した、1巻完結の教養漫画『まんがでわかる学問のすすめ』を読めばさらに福沢諭吉の一生が深掘りできるので、もし興味がある方はチェックしてみてください↓↓
『福沢諭吉のお預かりになります。』は一言でどんな漫画?
諭吉のアドバイスが未来への扉を開く不思議な青春学園読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
福沢諭吉のお預かりになります。 | 戸倉そう | 48ページ | コミックDAYS |
『福沢諭吉のお預かりになります。』の超ざっくりあらすじ
将来の夢は何もなく、趣味もなければ好きな人もいない女子高生のめぐ。
ある日道を歩いていると、空から大量の1万円札が降って来るハプニングに遭遇します。
落ちている1万円札の内の1枚を何気なく拾ってみためぐは、謎の視線を感じ、辺りを見回しますが誰もいません。
すると突然、手に持っていて1万円札の絵柄になっている福沢諭吉が喋り始めたのです。
その日から、喋る1万円札の福沢諭吉は将来に対してなんの夢も持っていないめぐに様々な福沢諭吉ならではのアドバイスをし、めぐを叱咤激励していきます。
しかしある日、学校でクラスメイトの女の子に喋る諭吉を奪われてしまい……と言うような内容のお話。
『福沢諭吉のお預かりになります。』のネタバレあり感想
喋るお札と化した福沢諭吉と女子高生の、超ぶっ飛び設定の漫画でしたが、最後にはしっかり心温まる結末で面白かったです。
ただもう少し喋り出したお金が1万円札であり福沢諭吉であった意味みたいなのがあればもっと深い物語になったのかも、とも思いました。
後半では諭吉がお金に困る他の生徒に奪われてしまい(お金に困ったからって万札盗むとかめちゃくちゃかよ、とちょっと思いますが)、めぐは窓から飛び降りてまで諭吉を救い出します。
その後、お金を奪った生徒が、前半で「お金ほしーウキャキャキャキャ」と下品に喋っていた生徒だとわかり、さらにその生徒が医者になる為の大学の学費が払えないからめぐからお金を盗ってしまったことも判明します。
そしてこの漫画で僕的に一番面白かったのが、その女生徒もまた喋るお札を持っていたことです。
めぐが1万円札の福沢諭吉であったのに対し、その子は5千円札の野口英世と喋っていました。
なにそれ超面白い。
しかも医者を目指そうと思ったのも、野口英世の影響だという点も笑いました。
福沢諭吉に野口英世の事も少しだけ知れて、笑ってほっこりできる読み切り漫画になっていました。
最後に1つだけ――めぐと諭吉の「キュン」なカットだけはいらなかったと思うんですが笑
『福沢諭吉のお預かりになります。』を読んだ皆さんの反応
『福沢諭吉のお預かりになります。』は福沢諭吉と女子高生の摩訶不思議な青春学園読み切り物語
福沢諭吉と女子高生の不思議な漫画、面白かったですし、誰にでもおすすめできる読み切り漫画です。
もし自分の持っている1万円札が喋り始めてしまったら、申し訳なくて一生使えなくなっちゃいますね。
逆にたくさんの万札が喋ってくれれば貯金できるかも知れません笑
非情に楽しい作品ですので、もしまだ読んでいないという方はぜひ読んでみて欲しいです。
そしてこの『福沢諭吉のお預かりになります。』を読んで戸倉そう先生の作品に興味が沸いた方は、ぜひ先生を追いかけて応援し、最新情報をチェックしてみてください!
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