人を喰らい、喰らった人の姿に変身して悠久の時を生き続けてきた生物「スキンウォーカー」。
主人公の少年は、シレッと人間に変身して生き永らえているスキンウォーカー達を見つけては躊躇なく殺していく。
そんな少年は、暗い過去を持ち、全てを捨てようとしたこともあった。
果たして少年は誰で、どのような未来へ歩んでいくのか？
――というわけで今回ご紹介するのは、キリエ先生による『スターチス』です。
この読み切りは一言でどんな漫画？
人を喰らい変身していく怪物が蔓延る世界で、少年が悟るコトに心震えるダークだけれど感動的な読み切り作品。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| スターチス | キリエ | 58ページ | 少年ジャンプ＋ |
『スターチス』の超ざっくりあらすじ
可愛らしい顔立ちの高校生の男の子『亜紀』が主人公。
その『亜紀』がいきなり会社員を刺す。
刺された会社員はまさかの人間じゃない『スキンウォーカー』だった。
そんなとき友人の女の子『陽』がバイト先の同僚女性の『スキンウォーカー』に襲われる。
『陽』を命がけで守ろうとする『亜紀』。
彼を突き動かすものは一体何なのか。
『スターチス』を読んだ感想
可愛らしい『亜紀』と『陽』。
高校生の青春はいいな～と冒頭で思っていたところ、『亜紀』がいきなり通行人をナイフでぶっさす。
そして刺された被害者の正体は『スキンウォーカー』だった。
『スキンウォーカー』の目的の解説までの展開は、完璧というしかないです。
ここまで冒頭から読んで惹きつけられた漫画は最近見ていないですね。
そして場面は変わって急に山に行く『亜紀』と『陽』。
唐突になんで山と混乱しながら読み進めていくと、急に『陽』に手紙を渡す『亜紀』。
なんでこのタイミングで別れなんだろうと一瞬ポカーンとさせられます。
そこからのバイト先の同僚女性の『スキンウォーカー』との対決。
『亜紀』がまさかの『スキンウォーカー』だったのは超意外でした。
『陽』を守るためだけに『スキンウォーカー』退治を始めた『亜紀』。
別れを一時は決めていた『亜紀』が最後まで『陽』と一緒にいるって決意したところまでストーリーは見事でした！
※亜紀の姿になるまでの回想シーンも鳥肌モノでした。
最後まで見終わったらちょっと変わったラブストーリーもののドラマを一気見したかのような満足感がありました。
この漫画は連載してほしいレベルで楽しめる傑作でした。
『スターチス』を読んだ皆さんのSNS上での反応
『スターチス』はダークだけれど感動的なおすすめ読み切り漫画
いやはや、心震えましたね。
回想シーンでの衝撃と、それでも生きていく覚悟をした主人公は果たしてどのような心情なのか？
想像するのも複雑過ぎて疲れますが、いろいろな感慨に浸れるとても良い作品でした。
もしまだ読んでいないのであれば、あなたの心もきっと震えるはずですのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『スターチス』が面白かったのであれば、作者であるキリエ先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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