昔はラブラブだったのに、次第に普通の夫婦になっていく過程で抱く結構よくある大きな問題、セックスレス――。
そしてそれに悩むのは、女型の淫夢であるサキュバス。
今回ご紹介するのは、そんな不思議な異種純愛を描いた、猗笠怜司先生による結構マジメな恋愛物語『その後のサキュバスさん』です。
『その後のサキュバスさん』は一言でどんな漫画？
人間と結婚したサキュバスが、夫とのセックスレスに悩む中で改めて発見していく夫婦の絆を描いた感動の物語。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| その後のサキュバスさん | 猗笠怜司 | 48ページ | 少年ジャンプ＋ |
『その後のサキュバスさん』の超ざっくりあらすじ
40年も前、高校生の時に出会い、今は夫婦となっているサキュバスのるると、夫の正恭（まさや）。
仲は良いのだが、るるは最近セックスレスになってしまっていることを気にしていた。
るるは今までの正恭との日々を回想しながら、やはり人間とサキュバスとでは上手くいかないのだろうか？と深刻に思いつめてしまっていた。
さらにある日、るるは外で人間の女性と笑顔で会話しながら歩いている正恭を目撃してしまい、浮気を疑うようにもなってしまう。
そしてある夜、不満が爆発したるるは、正恭に思いの丈をぶつけ、さらにこれ以上人間である正恭とるるとが一緒にうまく暮らしていくのは無理なんだ、と強く言ってしまうのだが……。
『その後のサキュバスさん』のネタバレあり感想
セックスレスに悩むサキュバスというなかなか凄い設定で興味深い今作。
ただ、読み始めるとエロさはあまりなく、どちらかというと大人で真剣な夫婦の話。
※もっと本気のセックスレスに悩む夫婦の漫画が読みたい方はこちらもチェックしてみてください⇓⇓
るるは正恭の浮気を疑ったり、自分に対する愛情が薄れているのでは？と疑ってしまうのですが、それらは全て勘違いであることがわかります。
お互いが愛し合っていたからこそ、太ってしまったお腹を見られるのが嫌だったり、きっかけを逃してしまったり……そこは割とリアルです。
セックスレスに悩む――なんて冒頭ではありましたが、上手くそういった描写は濁して想像させる構造になっているのもすごくうまかったです。
最初は子供はいなかったように見えた正恭とるるでしたが、終盤のシーンでは孫がいることから、あの後しっかりセックスレスも解消し、さらに子供までできちゃったのかな？とハッピーな想像をさせてくれます。
異種恋愛という尖ったジャンルながら、しっかりと面白くて感動できて、さらには夫婦の絆にほっこりもできるとても素敵な読み切り作品になっていました。
『その後のサキュバスさん』を読んだ皆さんの反応
『その後のサキュバスさん』は大人で真剣な夫婦の形を描いた異種恋愛読み切り漫画
サキュバスと人間とのエッチなラブコメになっているのかと思いきや、思いの外真剣で深い感動をもられる優しいお話でした。
夫婦って難しいですからね、サキュバスと人間でうまくいくならきっと人間同士なら余裕！と信じたいです。
もしまだ読んでいないのであれば、想像以上の優しくて感動的な物語になっているのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『その後のサキュバスさん』が面白かったのであれば、作者である猗笠怜司先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
※本編読み終わった後の宣伝欄にて猗笠怜司先生の新連載が始まることが告知されていました。そちらも楽しみに待ちましょう！
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