母が発明したロボット兵器が世界の姿を一変させてしまった……。
そんなマッドサイエンティストな母の息子として育てられた主人公は、母から自分だけを守るようプログラムされたアンドロイドをプレゼントされます。
そのアンドロイドの名前は、メア。
今回ご紹介するのは、そんな廃都市で繰り広げられるメアと少年の残酷で悲しくて少しあたたかい、SF作品です。
――というわけで今回ご紹介するのは、胡河おりく先生による『PSYCHO-Mea-サイコメア-』です。
この読み切りは一言でどんな漫画?
滅んだ世界で繰り広げられる、アンドロイドと少年の悲しくて少しあたたかい、SFディストピア読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
PSYCHO-Mea-サイコメア- | 胡河おりく | 63ページ | コミックDAYS |
『PSYCHO-Mea-サイコメア-』の超ざっくりあらすじ
とある女性科学者の発明した兵器によって戦争が起き、それによって世界は壊滅状態に。
その責任によって女性科学者だけでなく、子の剛平も世界から忌み嫌われます。
せめて剛平を守るようにと女性科学者である母は、剛平だけを守るアンドロイドのメアを作ります。
街の人から嫌われていた剛平ですが、ある日同世代の少年マキが友達になってくれました。
しかしマキは剛平から手渡されたパンを表面上は快く受け取っていたものの、影では足蹴に。
マキが剛平に近づいた目的と一体何なのか……。
そして剛平とメアはどのような未来を切り開いていくのか?
『PSYCHO-Mea-サイコメア-』を読んだ皆さんの感想
内容は面白いのですが、タイトルのPSYCHOって何かな?って感じました。
メアはインプットされた判断基準に沿って最適な方法を選んだだけですから。
逆に言うと気になったのはそれだけで、内容は凄く面白かったです。
剛平ですけど、これ相当苦労して生きてきたと思います。
というのもすでに都市は壊滅していますし、食料事情は相当不味い状態のはず。
実際剛平がパンをあげようとしていた町の人は手足がやせ細っていましたし、飢え死に待ったなしという状態。
本来なら剛平の渡したパンが超欲しいはずですけど、それを払いの受けたのですから。
剛平達の作ったパンを食べるぐらいなら飢え死にした方がマシ!と意思表示したわけですから、剛平は忌み嫌われっぷりは相当だったと思います。
にもかかわらず母の作った兵器が原因だからと謝り続ける剛平。
余程父の教育が良かったんでしょね。
まっすぐな子供に育ってくれたと思います。
ラストの展開ですが、アンドロイドのメアらしいって感じました。
嫌な記憶があるならリセットしてやり直せばいい。
もしそのままだったら剛平は父を殺されたり友達に裏切られたショックから立ち直れなかったかもしれませんし、良い判断だと感じました。
作品自体面白かったですし、リセットされた剛平がどんな風になっていくのか?と続きを見たくなりました。
『PSYCHO-Mea-サイコメア-』を読んだ皆さんのSNS上での反応
『PSYCHO-Mea-サイコメア-』は廃都市で繰り広げられる悲しみと戦いの連鎖なSFおすすめ読み切り漫画
粗い感じもしましたが、勢いとパワーがあって一気に読ませられる力作でした。
ちょっとメアのキャラがブレ気味だったような気がしなくもなかったですが、そういったブレも母なりのスパイスだとしたら面白いですね。
もしまだ読んでいないのであれば、ぜひ読んでみてください。
そしてこの『PSYCHO-Mea-サイコメア-』が面白かったのであれば、作者である胡河おりく先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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