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特殊な病に侵された漫画家と編集者の物語『午前0時の証明 』【読み切り漫画】

午前0時の証明

午前0時になると、身体が全く別の人物のように変身してしまう奇病「変身病」。

見た目が全く変わってしまうことから、自暴自棄になり自ら命を絶ってしまう者もいるほどの病気。

そんな変身病を患ってる新人漫画家と、担当編集との感動の物語を今回はご紹介。

以前傑作読み切り漫画としても紹介した『木曜日のラジオスター』のFuki先生による『午前0時の証明 』です。

『午前0時の証明』は一言でどんな漫画?

見た目が変わってしまったらそれはもう別の人なのか?を物凄く極端な例で問う感動の物語。

この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。

面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。

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タイトル作者本編ページ数読めるサイト
午前0時の証明Fuki71ページ少年ジャンプ+

『午前0時の証明』のざっくりネタバレあり感想

やはりこの作品最大のポイントは、姿形(のみならず性別まで)がガラっと変わってしまう奇病「変身病」にあります。

とあるイベントにて、女性編集者の三上はナナミという漫画家の作品が気に入り声をかけるところから物語は始まります。

その日の漫画家ナナミは女性の姿をしていたのですが、次に三上がナナミと待ち合わせた時にはなんと知らないおじさんのような人が。

読んでいて「は?」となると同時に、どういうことなのかワクワクもしました。

正直なところ、変身病のはちゃめちゃ具合には一瞬だけ引いてしまいましたが、読み進めるうちに気にならなくなりました。

ある意味でアイデンティティへの問いかけとしてはこれ以上ないぐらいに振り切った設定でもあるわけで。

ナナミの本来の姿(イケメン)が明かされたり、抱えている大きな闇が判明したりと色々あって、最後には病気を伝えていくためにも強く生きていくことをナナミが決意し、三上もそれを全力サポートすることを誓い物語は終わります。

『木曜日のラジオスター』が素晴らしかったので期待値は高かったのですが、とにもかくにも「変身病」という設定をどう思うかによってこの作品への評価は分かれてしまうのではないかな、と思いました。

結構考えさせられる題材ではあります。

思考実験の1つ「テセウスの船」のように、中身が全く入れ替わってしまっているとしてもそれは「テセウスの船である」と言えるのか? というやつです。

人間には心がありますからね。

とはいえ、実際に知人が全く違う見た目、性別になってしまったら、同じように接することができるかと言えばかなり難しいでしょう。

ぜひあなたも読みながら、この永遠のテーマとも言うべき「アイデンティティの問題」について考えてみて欲しいです。

『午前0時の証明』を読んだ皆さんの反応

『午前0時の証明』

心は同じだけれど、見た目が完全に変わってしまったらそれはもう別人になってしまうのか?

という非常に難しいテーマを描いた『午前0時の証明』。

Fuki先生は画力も物語の構成力もハイレベルなので、流石です。

考えらせられる内容になっているので、ぜひあなたも読みながら色々と考えを巡らせてみてください。

そして、この作品が気に入った方はFuki先生の他の作品も読んでみてくださいね。

Fuki先生Twitter

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