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日々すり減らしながら生きているOLを救うもの『推しと共に生きる』【おすすめ無料読み切り漫画】

推しと共に生きる

たんぱくでつまらない現実世界を生きていくには心の支えが必要です。

その支えは人によって全然違うものでしょうが、最もわかりやすくその心の支えを現している言葉があります。

そう、推しですね。

「推し」という言葉は不思議なもので、本来であれば推薦の推の字を使っているわけですから「人に推めたい」ような意味から発したのではないかと思うのです。

ところが、オリナジルに言語を進化させちゃうのが超得意な日本文化の中では、今や推しという言葉は「誰かに推めたい」というよりも「自分の中での一押し」的な、プッシュの「押す」の意味も包括してしまっているような不思議な言葉になっているように僕は感じています。

――とまぁつまらん考察は置いておいて、要は推しとは「今一番好きな人(キャラ)」と言い換えればまず間違ってはいないでしょう。

正直に言えば普段僕はあまり「推し」という言葉を使わないので、理解に乏しいのだと思います。

しかしおそらく世界は今「推し」に救われまくっているのも事実。

――そして今回ご紹介するのは、鳥トマト先生による『推しと共に生きる』です。

まさに日常の中での「推し」の存在をわかりやすく教えてくれる、そんな推しと共に生きる読み切り漫画になっています。

『推しと共に生きる』は一言でどんな漫画?

日々なんとか生きているOLがいかに推しに救われているかを描いたノーオシ・ノーライフなハード推し読み切り漫画。

この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。

読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。

※↓↓タップ(クリック)で読めます。

タイトル作者本編ページ数読めるサイト
推しと共に生きる鳥トマト41ページ少年ジャンプ+

『推しと共に生きる』の超ざっくりあらすじ

日々の仕事に忙殺されているOLの吉田。

吉田にとっての心の救いは、10年前の高校生の時から心の支えになってくれているドラマCDシリーズ『うたの新撰組』の主要キャラである土方トシ三ただ1人。

その日も重要なプレゼンを控えていた吉田は、満員電車を土方トシ三の妄想で乗り越え、会社での重めのトラブルも土方トシ三と乗り越え、悲惨な状況下でやることとなったプレゼンも土方トシ三の後押しでなんとか乗り越えた。

仕事を全て終えた吉田は、急いで池袋のアニマイトへ直行し、予約していた『うたの新撰組 シーズン4』のドラマCDを受け取る。

するとそのアニマイトにて、吉田はドラマCDを買えずに寂しそうに佇む少女を見かける。

過去の自分とその少女とが被ってしまった吉田は居ても立っても居られなくなり思わず少女に声をかけるのだが……。

『推しと共に生きる』のネタバレあり感想

非常にハードなOLライフを送っている吉田さんの、これまたハードな推しっぷりが面白い読み切り作品でした。

Twitterなどを眺めているとすごくよくわかる、みたいなTweetがすごく多かったです。

僕自身、今なにかを推しているとかはないのですが、定期的に見たアニメのキャラが好きになったりすることはよくあります。

そんな時は、そのアニメの事を思い出すとツライ仕事も乗り越えられたり、不思議と元気が出てきたりするものなのです。

それはつまるところ「推し」と同じような効果であるはずで、そう考えると「推し」という言葉とは無縁と思っている人でもきっとどこかで同じような事をしていると思います。

この作品の吉田さんは、かなり強烈にトシちゃんに依存してしまっているとは思います。

けれども、トシちゃんのおかげでたくましく生きれていることも事実なので、それを否定することは誰にも出来ないと思うのです。

推しと共に生きること――それはすごく幸せなことに違いありません。

閑話休題、このブログ内で紹介してきた、推しにまつわる漫画を最後に2つご紹介しておきます。

1つは、読み切りではないのですがあのさくらももこ先生の永沢君のお話。

ちびまる子ちゃんの中での推しは? と聞かれたら、僕はまっさきに「永沢君」と答えるでしょう。

次は、推される側のアイドルが、一般高校生カップルを推すようになってしまうという笑えて感動できる不思議な読み切り。

一捻りあってすごく面白い作品でしたので、推し漫画好きな方はぜひ読んでみてほしいです。

『推しと共に生きる』を読んだ皆さんの反応

『推しと共に生きる』は日々すり減らしながら生きているOLを救う推しライフを描いたおすすめ読み切り漫画

推しがいれば世界は変わる!

これってマジなのです。

言葉こそ違えど、僕も何度も「好きなキャラ」とか「尊敬する人物」に救われたことがあります。

馬鹿らしい、と思っちゃう方は、たぶんまだ「推す」事の素晴らしさを知らないだけ。

きっといつかわかる日が来るのです。

もしまだ読んでいないのであれば、きっとあなたの推す心に響く漫画だと思うので、ぜひ読んでみてください。

そしてこの『推しと共に生きる』が面白かったのであれば、作者である鳥トマト先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。

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