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【読み切り】心に刺さる失くしたものへの後悔と葛藤の物語『カナブンと頭痛薬』【おすすめ無料漫画】

カナブンと頭痛薬

彼氏を事故で亡くした主人公。

自分が悪いわけではないけれど、あの日買わなかった頭痛薬と、彼氏の口の中に入っていたというカナブンがいつまでも心の中に残っていて……。

――今回ご紹介するのは、彼氏を事故で亡くした主人公の淡々とした日々と、葛藤を描いた不思議な読後感の折田洋次郎先生による読み切り漫画『カナブンと頭痛薬』です。

『カナブンと頭痛薬』は一言でどんな漫画?

彼氏を事故で亡くした女性が色々なものを吹っ切り、また前を向くまでの葛藤を描いた心に刺さる読み切り漫画。

この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。

面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。

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タイトル作者本編ページ数読めるサイト
カナブンと頭痛薬折田洋次郎46ページコミックDAYS

『カナブンと頭痛薬』の超ざっくりあらすじ

その夜、遥(はるか)はマッチングアプリで出会った男と一夜を共にしていた。

コトの後、男は遥の部屋で飼われていたカナブンに目を留め、虫が好きなの?と遥かに尋ねる。

しかし遥はあっけらかんと「食用」と答え、去年彼氏の圭介が原付でスリップ事故を起こし死んでしまい、検死の結果口の中からカナブンが出てきたことを話した。

もちろん圭介が飲んでしまったカナブンではないけれど、近くの公園で見つけたカナブンをいつか食ってやろうと思い飼っているのだ――と遥は男へ話した。

男はドン引きし、すぐに帰って行ってしまう。

遥はその夜、最後に圭介が部屋から出かけていった時の事を思い出していた。

――頭痛薬は買ってくれた?と尋ねてきた圭介に対し、買うの忘れた、と答えた遥。

遥はその頃帰りが遅くなる事が多くなっていた圭介を怪んでいた。

さらに、新宿で女の子と歩く圭介の姿を目撃もしており、その日遥は思い切って圭介にその事を聞いてみた。

しかし圭介は二日酔いでの頭痛がひどいらしく、遥の言った事を上手く聞き取れない。

そしてあまりにも頭痛が酷いからと、圭介は遥の原付を借りて頭痛薬を買いに出てしまった。

それが、遥が生きている圭介を見た最後の日になってしまったのだ。

――圭介のお葬式にて、遥は初めて圭介の妹と顔を合わせた。

そしてその時、遥が浮気を疑っていた新宿での女の子というのが圭介の妹であったことを知る。

全ては勘違い。

そして、浮気を疑っていたからこそ、あの日あの時遥は頭痛薬を買わなかった。

忘れていたのではなく、あの日の遥は……。

『カナブンと頭痛薬』のネタバレあり感想

淡々とした雰囲気で進んでいく物語なのですが、淡々とした雰囲気とは裏腹に描かれていることはかなり重く、そして考えさせられる内容。

凄く面白かったです。

カナブンが口に入った事でパニックになってしまって、スリップ事故を起こした圭介。

そのカナブンを仇のごとく飼っている遥。

――好きだった恋人を失くしてしまった哀しみいうのは、おそらく永遠に消えることはないのでしょう。

時間が少しずつ、忘れさせれくれはするのでしょうが、強烈な哀しみは完全に消え去ることはないのではないでしょうか。

だとしたら、哀しみを抱えた当人がそれぞれにそれぞれの方法で少しずつ傷を塞いでいくしかなく、この漫画内で描かれた遥にとっては「カナブンを食ってやる」ことだったのです。

もちろん、それをしたところで何かが改善するかどうかなんてわかるはずがない事も、遥はわかっているはず。

さらに、カナブンだけではなく自分の勘違いで圭介の浮気を疑ってしまい、あの日買わなかった頭痛薬。

泣けます。

恋人との生活の中での、ほんの少しの心の揺れからちょっとした意地悪をしちゃうことってあると思うのです。

遥の場合、浮気を疑ってしまった事で心が荒み、圭介に頼まれていた頭痛薬をあえて買わなかった。

それは別に頭痛薬を買わないことでなくても、なんでもよかったのです。

ただ少しだけ、そういう事をしてやりたい気分になってしまった。

もちろん、それだけで圭介は事故を起こしたわけではないのですが、遥にとっては「自分が殺したんだ」と思うには十分過ぎるほどの出来事だったのでしょう。

クライマックス、カナブンを食べ、泣きながら頭痛薬を買わなかった日の事を悔やむ遥の姿は実に悲しく、泣けました。

しかしラストカットでは居座り続けた圭介との思い出が詰まった部屋を出て、前を向いて生きている遥の姿が描かれています。

彼女の中では一応の区切りはつけられたのかも知れません。

なんだか、色んな感情にさせられる、泣けるお話でした。

そして、ラストカットで前向きに生きている遥を見れて本当に良かった。

『カナブンと頭痛薬』を読んだ皆さんの反応

『カナブンと頭痛薬』は心に刺さる失くしたものへの後悔と葛藤の物語を描いたおすすめ読み切り漫画

なんだろう、ここ最近では一番心にキました。

全体的には淡々としていて、感情が爆発するシーンでしっかりコマ数割かれて表情とかで心動かされるのがすごく巧くて泣かされました。

ぜひ、全人類に読んで欲しいです。

そして『カナブンと頭痛薬』が面白いと感じた方は、ぜひ折田洋次郎先生をフォローして応援してあげてください。

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