ヘビの姿をした邪神であるナーガは、ゲームやファンタジー作品が好きな方には割と馴染みのある怪物かも知れません。
しかしそんなナーガと恋してしまうなんて話は聞いたことがありません。
今回ご紹介する、原作が花林ソラ先生、漫画を音羽さおり先生というタッグで創られた『怪物ナーガの献身』は、そんな異生物恋愛を描いた衝撃的な愛の物語です。
『怪物ナーガの献身』は一言でどんな漫画?
ナーガと人間とが出会い、絆を深めていく衝撃的な恋愛譚。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
怪物ナーガの献身 | 原作:花林ソラ 漫画:音羽さおり | 58ページ | 少年ジャンプ+ |
『怪物ナーガの献身』の超ざっくりあらすじ
高校二年生の三根津忠太(みねづちゅうた)は、学校からの帰り道で男2人に追われる少女を目撃し、居ても立ってもいられずにその少女・ミミを助け出した。
そしてミミを自分の家に連れ帰った忠太だったが、ミミは自らを地底生物ナーガであると忠太に教える。
妄想か何かだろう、と思っていた忠太だったが、翌日家に警察がやってきて、匿っている生物は人類の敵であるからすぐに引き渡すように、と忠告される。
困惑する忠太だったが、ミミを匿い一緒に過ごしていくうちにミミへの愛情のようなものも芽生えて来てしまう。
ところがある日、忠太がずっと好きで未練を持っていた美羽から逆告白されるという奇跡が起こる。
嬉しいはずの逆告白だったが、その告白のおかげで忠太の気持ちの中でのモヤモヤが晴れ、ハッキリと誰の事が好きなのかがわかった。
自分の気持ちに気付き急いで家へと戻る忠太だったが、家ではなぜか巨大化したナーガが暴れ回っていた――。
『怪物ナーガの献身』のネタバレあり感想
不思議な読後感のお話でした。
ナーガと人間の素敵な恋のお話――とも言えますが、結構描かれていることが気持ち悪いです笑
まず人間へと擬態化しているナーガのミミの設定が妙にリアル。
そして愛に飢えまくっている忠太の、ナーガへの愛もちょっと偏執的でこわいです。
しかし作中に忠太が叫んだように、「愛に正解はない」のです。
クライマックスでは、本気のヘビへと戻ったミミに「これでも愛してくれる?」と聞かれた忠太。
イッヤこれはムリでしょう!
と僕は思いましたが、ヤベぇやつな忠太くんは突っ走ります。
自分の命でもある核を差し出した超コワスネークモードのミミに対し、尊い顔で「死なせねーよ」と言う忠太。
完全にヤバイヤツ。
忠太無双はまだ終わらず、なぜかそのそこそこ大きいミミの核を「胃の中に隠した」忠太。
飲んだってことですよね?
で、またそれを吐き出して愛でてるわけですよね?
最後にもう一度、思い出しましょう。
愛に正解はないのです。
『怪物ナーガの献身』を読んだ皆さんの反応
『怪物ナーガの献身』はナーガと人間に芽生えた愛を描いた衝撃の異種恋愛譚
『怪物ナーガの献身』はなかなかの衝撃作でした。
ナーガと人間の恋というだけでも衝撃なのに、忠太の行動がまた盲目的ですごい。
けれども最後にはしっかりまとめて終わっているので、その点も凄いなぁ、と思いました。
不気味な設定ながらもしっかり愛の話にしているのは流石です。
まだ読んでいないと言う方は勿体ないですから、ぜひ読んでみてほしいです。
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