性格はまるで違う双子の小学生陰陽師が、互いの絆を深め合いながら恐ろしい怪物に立ち向かう！
――今回ご紹介するのは、遊馬爽先生による『星の双王子』です。
パッと見でジャンプスクエアの『双星の陰陽師』と見間違えた方ももしかしたらいるかも知れませんが、全く別の作品です。念のため。
『星の双王子』は一言でどんな漫画？
性格が真逆な双子の陰陽師が、互いの弱点を補い合いながら怪物と戦い絆を深めていくバトルファンタジー漫画。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| 星の双王子 | 遊馬爽 | 53ページ | 少年ジャンプ+ |
『星の双王子』の超ざっくりあらすじ
陰陽師小学校へと通う星王子シュウと星王子カシトは双子の兄弟。
カシトは学校での成績が優秀で、シュウは少し抜けている点があるものの体力は凄まじい――というように双子でうまう具合にバランスが取れていた。
しかしダメな部分が目立ち、いつもカシトよりも劣っているとクラスメイトに思われがちなシュウの事をカシトは複雑な想いで見ており、いつかみんなにもシュウの凄さをわかってほしいと思っていた。
ある日、神社での肝試しが流行しており、行方不明者が多発しているという噂をカシトは耳にする。
シュウを皆に認めさせるために――とカシトはシュウを連れてその肝試しが流行しているという神社へ向かったのだが、そこは異世界のようになっており、恐ろしい化け物が支配していた――。
『星の双王子』のネタバレあり感想
シュウとカシトの双子におる、王道なジャンプ感全開なバトルファンタジーで面白かったです。
シュウの評判を覆すべく神社の肝試しへと向かうカシトがすごくシュウを想っているのが伝わってきて優しい気持ちになれました。
最後までわからなかったのが、もしかしてシュウは女の子なんですかね？
一人称が「私」だったし、ぱっと見は女の子だし……。
最近はジェンダーレス化が加速している影響で中性的な人物も増えているのでどちらでもいいのですが、ちょっとだけ気になりました。
中盤以降は神社での超コワイ怪物とのバトルが展開しますが、迫力もあってかなり楽しめました。
ただどうしても気になってしまったのが、シュウを助けに怪物の歯をこじ開けているカシトは、なぜシュウを外に出した後自分も出なかったのか？
細かく読むと、力尽きるように前のめりに倒れているので仕方なかった（あるいは術の関係上出れなかった？）のかな、とも思いましたが、ちょっとシュウが引っ張ってやればなんとかなったんじゃないかという気がしてしまいました。
そして外に出た後で2人で協力して倒す――という展開もあったんじゃないかな、なんて。
――それはともかく、最後はシュウとカシトとの絆も深まり、双子らしく仲良く駆け出していく姿で物語は終わります。
まとめると、ちょっと気になったっちゃったところもありましたが、王道な展開で迫力もある、楽しめる陰陽師バトルファンタジー漫画になっていました。
『星の双王子』を読んだ皆さんの反応
『星の双王子』は双子の陰陽師ファンタジーなおすすめ読み切り漫画
『星の双王子』は双子の小学生が活躍する陰陽師バトルファンタジー漫画で、王道な面白さのある作品でした。
ただTwitterでもちょいちょい書かれていましたが、若干タイトルがややこしいです笑
しかしながら読後感も爽やかで、ジャンプらしい迫力あるバトルが楽しめる読み切りなので、もしまだ読んでいないのであればぜひ読んでみてください。
そしてこの『星の双王子』が面白かったのであれば、作者である遊馬爽先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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