多感でイラつきやすく、感情の揺れ幅も大きい中学生時代。
今回ご紹介する漫画では、そんな多感で色々な感情渦巻く中学校生活を送る女子生徒2人を中心とした青春物語が描かれます。
些細な事から起きるすれ違いや、勘違い。
それらを乗り越え、深くなっていく絆に感動できる素敵な物語です。
というわけで今回は、いろどりいろり先生による学園友情青春物語『アイキャッチ』をご紹介。
『アイキャッチ』は一言でどんな漫画？
中学生女子のひょんなことから突然始まる友情と困難を乗り越え深まる絆を描いた青春物語。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| アイキャッチ | いろどりいろり | 50ページ | 少年ジャンプ+ |
『アイキャッチ』の超ざっくりあらすじ
クズな両親に育てられた影響で、ガラの悪い人間が苦手になってしまった中学生の女子生徒・青木律。
普段からおとなしく学校では過ごしており、様々な面倒事を押し付けられることもしばしば。
ある日、クラスへと見るからにガラが悪い女子生徒・久郷愛羅（くごうあいら）が転校してくる。
最初は絶対に仲良くなれないと思っていた律だったが、ある日学校にて、律へと無理なお願いを押し付けてくる他生徒へ「自分でやれ」と愛羅がズバっと言って撃退してくれるという出来事が起きる。
感謝の言葉を告げる律に、愛羅は唐突に一緒に買い物行こうよ、と誘い、断れない性格の律はそのまま付き合うことに。
最初は嫌がっていた律だったが、次第に愛羅との買い物も楽しくなり、手のかかる弟がいることや、将来はモデルなどの活躍する世界で働きたい、ということも律に打ち明けてくれた。
しかしある日、律は下校中に愛羅が見知らぬ男子生徒と口論し、さらにはお金を巻き上げている現場を目撃してしまう。
今までの友情も信頼も全ては勘違いで所詮愛羅はガラの悪いヤツだったのだ、とショックを受け、もう愛羅との関係は断ち切ろうと思っていた律だったが実は愛羅にも事情があり――。
『アイキャッチ』のネタバレあり感想
展開としては割と王道な、ちょっと態度悪そうに見えるけど実際過ごしてみたらめっちゃ情に厚くてイイヤツじゃん――な女子生徒との友情物語。
王道ながらしっかりまとまっていて、ラストも2人が判り合い、将来を語り合って終わるので読後感も爽やかです。
両親のクズ設定が若干乱暴に過ぎるような気もしましたが、そんなクズ両親あってのガラワルイヤツ嫌いなので仕方ないのでしょう。
女子中学生の揺れ動きまくる感情っぷりもすごくリアルで、興味深く読めました。
総じてしっかりした絵で描写される女子中学生達の揺れ動く心と友情が読める、素敵な青春学園友情物語になっています。
『アイキャッチ』を読んだ皆さんの反応
『アイキャッチ』は中学生女子の友情と気づきの青春物語を描いたおすすめのカワイイ読み切り漫画
中学生女子って、ある意味で一番ミステリアスな存在だったりします。
小学生のような子供っぽさはなく、高校生のような大人っぽさもない狭間の時代。
男の僕だからそう思うのかも知れませんが、思い返してもかなり「読めない」存在だったな、と思うのです。
そんな中学生女子の葛藤や夢や友情が詰まった読み切り作品になっている『アイキャッチ』、ぜひ読んでみてほしいです。
そして『アイキャッチ』が楽しめた方は、ぜひ作者であるいろどりいろり先生をフォローして応援してあげてください。
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