子供は母親が育てる――そんな考えは古く、今は家族のカタチというものは様々になっています。
どんな状況がその家族にとって「幸せ」なのか?
それは、非常に難しい問題であり、また他人がとやかく言えることではない問題のような気もします。
今回ご紹介する作品では、母親と離れて暮らす少年が、おふくろの味を知りたくて母の働いている場所へと向かうところから物語が始まります。
なぜ少年は母親と離れて暮らすことになったのか?
父親はどう思っているのか?
読み終わるとものすごく考えさせられ、複雑になった家族のカタチのある1つの姿に涙する切なくてあたたかくて泣ける、そんな読み切り作品です。
今回ご紹介する無料で読める読み切り漫画作品は、春野ユキト先生による『きみの夏休み』です。
この読み切りは一言でどんな漫画?
子育てに疲れてしまった母と、少年を引き取った父。それでも家族でありたいと願う3人の、感動的で新しい家族のカタチを描いた読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、あらすじや感想を読んでいただいてから判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
きみの夏休み | 春野ユキト | 42ページ | コミックDAYS |
『きみの夏休み』の超ざっくりあらすじ
おふくろの味を知りたい小学5年生の少年『穂高』が母を訪ねて隣町のスーパーまで出かける。
自称空気を読める小学生の穂高は、あくまでおふくろの味が知りたいだけで、お母さんに会いたいわけではないと言い聞かせます。
現場で母と遭遇しそうになった穂高は逃走。
帰ってから父から母の話を聞かされます。
ちょっと背伸びをした小学5年生の甘く切ないストーリー。
『きみの夏休み』を読んだ皆さんの感想
冒頭から出てくるおふくろの味。写真でしか知らない母(おふくろ)の味を求めて隣町まで出かける小学5年生の『穂高』。
ぼくは空気が読める小学生だからと自分で言い聞かせて母とは会わないと決意している姿は見ていていじらしいですね。
そして隣町のスーパーに着きついにおふくろの味をゲット!
母との遭遇を避けて苦手なレバニラを選んでしまいます。
おふくろの味を求めたはずがまさかの普段父が作ってくれてたレバニラと同じ味だったことが判明し、おふくろの味は身近にもあったんだなと思わせる表現は見ていてジーンときました。
途中まではお母さんとは別居と描かれていたので夫婦関係のもつれかなと思って読んでいましたが、まさかの育児疲れとはちょっと想像出来ない展開でした。
最後には穂高が母と会うことが叶ったのはストーリーとしてハッピーエンドできれいに終わったように思います。
今後3人が一緒に暮らすことが出来るのかなと続きもみてみたい作品でした。
『きみの夏休み』を読んだ皆さんのSNS上での反応
『きみの夏休み』は新しい家族のカタチに涙するおすすめ読み切り漫画
非常に素晴らしい物語でした。
今は管理人である僕も父親となり、親心が少なからずわかるつもりではいます。
どんな選択をしたとしても、自分の子供は自分の子供。
様々な選択肢がある現代において、とてもリアリティのある、悲しさもあればあたたかさもある素敵な読み切りだったのではないかと思います。
もしまだ読んでいないのであれば、きっとあなたの涙腺もゆるむはずですのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『きみの夏休み』が面白かったのであれば、作者である春野ユキト先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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