過去このブログでも別のフルカラー作品を紹介している陽名ルタロウ先生。
↑↑この『惑星ラピスラズリ』の時ですらフルカラーでこの描き込み凄すぎ状態だったのですが、今回ご紹介する『メタ子のワンダーランド』は超ボリュームのフルカラーという変態読み切りです。
『メタ子のワンダーランド』は一言でどんな漫画?
メタ子が作ったメチャクチャワンダーランドでのハチャメチャな「設定」を巡るぶっ飛びファンタジー読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
メタ子のワンダーランド | 陽名ルタロウ | 107ページ | コミックDAYS |
『メタ子のワンダーランド』の超ざっくりあらすじ
メタ子という名の少女は、その日自らが時間を掛けて構築したメチャクチャワンダーランドの世界を完成させた。
その世界では沢山の島があり、島ごとに異なる世界観が設定され、その世界観に沿った生活が営まれている。
そしてそれら設定を決める為には、メタ子の城内にある「設定碑」と呼ばれる石板に設定を描き込んでいく必要がある。
ある日、メタ子の家に轟音が鳴り響き、SF島から来たラクトという名の少女が突撃してきた。
ラクトはどうやら設定碑を破壊することで本物の人間になることを夢見ているようだったが、それは設定上無理である事をメタ子は説明する。
それでも引き下がらないラクトに根負けしたメタ子は、厳しい条件があるものの方法が一つだけあることをラクトに教えた。
その条件というのは、設定碑が求める破綻していないエピソードをこなす事が出来れば人間になれる、というものだった。
ラクトはメタ子の出した厳しい条件をクリアする為に「少女マンガ島にて王子様とキスをする」という任務をすることになったのだが――。
『メタ子のワンダーランド』のネタバレあり感想
とにもかくにも圧倒的な画力と美しい色彩で描かれたフルカラーと言う点が凄いです。
いや、凄すぎます。
てっきり読み始めて数ページでカラーページ終わると思っていたので(フルカラーと知らずに読みました)、最後までカラーが続いてちょっと背筋が寒くなりました。
これ、どれだけ時間かかってるんでしょうね?
ただただすごいとしか言いようがありません。
そしてフルカラーにするに相応しい、ハチャメチャでメチャクチャな世界観の物語も楽しかったです。
しかし正直なところ、若干わかりにくい箇所があった気もします。
陽名ルタロウ先生が先生自身の想像力の限界に挑んだ――とtweetされていますので、まさに想像された世界そのままを描いてくれたのかも知れません。
故に少しわかりにくくはなっているものの、ぶっ飛んだハチャメチャで楽しい世界が描かれているのでしょう。
とにもかくにも全編フルカラーで非常に美しく、楽しい読み切り作品になっているので時間のある時に腰を据えて隅々まで細かく読んでみてください。
『メタ子のワンダーランド』を読んだ皆さんの反応
『メタ子のワンダーランド』は驚異のフルカラー大ボリューム読み切りファンタジー
この『メタ子のワンダーランド』へのツイートを眺めていると、やはり一番多かったのが「とんでもない」ということでした。
まさに僕も感じた、このボリュームでフルカーラでこの画力とかとんでもない――と感じたのと同じ感想でしょう。
あとはいかにメタな世界観のハチャメチャっぷりを上手くまとめるかにかかっていて、若干ごちゃついてしまった感がありました。
しかしこれだけの画力と根性がある天才ですから、今後も陽名ルタロウ先生を追いかけて応援していきましょう!
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