几帳面な性格で、日々決められたルーティーンをこなす主人公の女性・日果さん。
そんな日果さんが、ある日突然南極へ行くことになる、不思議で楽しい物語を今回はご紹介。
井戸畑机先生による読み切り漫画『ゆけ!日果さん』です。
『ゆけ!日果さん』は一言でどんな漫画?
ある日お母さんの提案で南極へと行く事になった几帳面な性格の女性の、独特なテンポがクセになるほっこり系南極物語。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
ゆけ!日果さん | 井戸畑机 | 38ページ | コミックDAYS |
『ゆけ!日果さん』の超ざっくりあらすじ
朝起きてから、しっかりとストレッチをし、台所で水を飲み、ヨーグルトを食べ――と決められたルーティーンをこなす几帳面な女性・日果。
その日は母親から唐突に「南極で働いてみない?」と日果へ持ち掛けられた。
あまりにも唐突な母親からの提案に戸惑う日果だったが、なんと母親は「もう申し込んである」と日果に告げた。
日果は、自分の大好きな映画のシリーズの中から「暴走の南極」という映画を観た。
そして、その映画を観たことがきっかけで、日果は南極へ行くことを決意する。
――日果は南極へと向かう船に乗っていた。
船には南極で共に働くチームのリーダー、ルドルフが乗っており、日果に南極での事を教えてくれた。
そして南極へと到着した日果とルドルフだったが、生活するはずだった小屋は激しい吹雪のせいで雪に埋まってしまっていた。
予想外の重労働からスタートする南極生活を日果は果たしてどうやって乗り越えていくのか?
『ゆけ!日果さん』のネタバレあり感想
全体的に独特の雰囲気がある作品で、とても面白かったです。
何よりも主人公である日果さんの何事にもめげず飄々としている感じが読んでいて頼もしかったですし、そういう性格だからこそ割と早い展開も無理なく読めたような気もします。
作品は38ページという読み切り作品なのですが、1コマも無駄にしない丁寧な描き込みにより日果さんの性格や感情を詰め込んであり、どう考えたってそのページ数では収まり切りそうにない南極行きの物語がしっかりおさまっています。
それこそ最初の1ページ目から、日果さんが目ざめの良いタイプであり、かつ目覚ましのアラームは鳴った瞬間止める性格であり、寝起きには水を飲む性格であり、ヨーグルトも食べ、植物にも水をやり、ストレッチもすればしっかりカレンダーもめくる……と、これだけの情報が詰め込まれています。
そうかと思えば後半、南極でのクライマックスでは、贅沢に見開きにして南極の広大な世界を描いていたりもするのです。
井戸畑机先生のこのコマの使い方の上手さ、すごいです。
ざっと流し読みしてしまうと、かなりの急展開でよくわからず読み終わってしまう可能性もあります。
ぜひ腰を据えて、一コマ一コマ注目して読んで欲しい作品です。
『ゆけ!日果さん』を読んだ皆さんの反応
『ゆけ!日果さん』は突然南極へ行くことになった女性の独特なテンポのほっこり系読み切り漫画
かなり独特な性格と感性を持っている女性・日果さんの南極行きの物語『ゆけ!日果さん』、面白かったです。
感想の部分で書いたように、ぜひ1コマずつじっくり読んでみて欲しいです。
おそらくかなり無駄なくコマ毎に意味が込められている作品だと思うので。
そして、この『ゆけ!日果さん』が面白かった人は、ぜひ作者である井戸畑机先生を応援してあげてください。
また新しい作品に期待しましょう!
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