とある惑星に緊急着陸した宇宙船。
生き残ったのはたった2人の男性。
片方は独身の男性で、もう片方は既婚で出産を間近に控えた男性。
それぞれ異なる境遇の2人は、地球に似たその惑星でうまく暮らしているかのように見えたのですが、ある日無人となっている宇宙船を発見します。
しかしその無人船、乗れるのは1人のみ……。
果たして2人はその時どんな選択をするのか?
――というわけで今回ご紹介するのは、楽日先生による『無人船』です。
この読み切りは一言でどんな漫画?
はるか彼方の惑星に取り残され究極の選択を迫られる、ハラハラと感動に満ちたSF読み切り。。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
無人船 | 楽日 | 44ページ | コミックDAYS |
『無人船』の超ざっくりあらすじ
調査の為に火星を目指していて宇宙船が不慮の事故に遭い、未知の星へ不時着。
この事故により、14人の調査隊のうち5人は死亡。
さらに7人は行方不明となっており、生存は絶望的。
生き残ったテムとトンボは力を合わせて生きていくことを決断。
惑星での生活にも慣れてきたある日、トンボは一人用の宇宙船を発見する。
トンボには妊娠中の妻がおり、これがあれば妻の事へ帰れる。
しかし一人用な為、自分が行けばテムを残してしまうことになる。
トンボは悩んだ末、テムには宇宙船の事を報告せず、シレッとそのまま生活し続けることに。
以来、トンボはテムへの罪悪感から悩み苦しんでいくことになるのだが、ある日テムもまたトンボが発見したその宇宙船を発見してしまい――。
『無人船』を読んだ皆さんの感想
ストーリーが凄く良いですね。
一体トンボはどういう判断を下すのだろうか?
テムも人格者という感じでしたが、一人乗りの宇宙船を発見してどう感じたのだろうか?
二人は一体どういう決断を下すのだろうか?とドキドキしました。
まず舞台が良かったですね。
まあ火星へ行く途中の事故で未知の星へ不時着するという展開は少し無理を感じましたけど、そこは気にしないようにしましょう。
これによって二人だけのスリリングな展開を迎える事になったのですから。テムとトンボの関係も良かったですね。
テムが人格者ということもあるのでしょうけど、なかなか上手く行っていたように思います。
そんな時に一人乗りの宇宙船をトンボが発見。
これがトンボを狂わせました。
トンボには妊娠中の妻がいるわけですし、帰りたい気持ちが強いのもわかります。
でもそれは一緒に生活をしてきて、人格者でもあるテムをこの星へ一人置いていく事を意味します。
後半のトンボは鬱のような状態になっていましたけど、仮に自分がトンボだったしてもそうなるだろうなって思いました。
そしてラストの結末が冒頭の宇宙船へとつながる。
成程!と感じましたし、面白かったです。
『無人船』を読んだ皆さんのSNS上での反応
『無人船』は彼方の惑星で繰り広げられる究極の選択を描いたおすすめ読み切り漫画
若干ありがちかな?と感じる序盤ではありましたが、読み進めるうちに2人の男性の心の葛藤などが非常によく描かれていて、ワクワクしながら読み進めることができました。
最後の終わり方もかなり意外ではありましたが、優しさに溢れた深みのある良い終わり方だったように思います。
もしまだ読んでいないのであれば、きっとあなたもこの極限状態にのめり込んでしまうと思いますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『無人船』が面白かったのであれば、作者である楽日先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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