カッパじゃないよ、天狗だよ!
――今回ご紹介するのは、うっかり天狗のパパが落としてしまった子供を人間が見つけ、一緒に協力して帰る場所とパパを探す、萌希先生によるほっこりファンタジー読み切り『迷子のてんちゃんお送り隊!』です。
パッと見不気味だけれど、読んでいるうちになんだかすごく可愛く見えてくる、そんな天狗のてんちゃんの物語です。
『迷子のてんちゃんお送り隊!』は一言でどんな漫画?
天狗の子供てんちゃんが人間と協力して帰る場所を探す、ほっこりファンタジー読み切り漫画。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
迷子のてんちゃんお送り隊! | 萌希 | 47ページ | コミックDAYS |
『迷子のてんちゃんお送り隊!』の超ざっくりあらすじ
旧暦10月30日――神無月とも呼ばれるその月は、全国の神様が出雲大社に会議の為に集まる月でもある。
天狗の一家もまたその会議に参加しており、疲れた状態で空を飛び帰路についていた。
しかし天狗はうっかりうたた寝をしてしまい、子供の天狗を一人地上へ落としてしまうが、天狗はそのことに気付かずにそのまま帰ってしまった。
次の日、森の中で遊んでいた人間の子供3人が、地上に落とされた天狗の子供を発見する。
もちろん3人はその子供が天狗の子であるとは思わず、協力して天狗の子供、てんちゃんのパパと帰る場所を探すのを手伝うことに。
その頃、天狗パパも家で自分の子供が一人いなくなっていることに気付き号泣していた。
そしてすぐにてんちゃんを探しに行くべく家を出ようとするが、沢山の子供達が泣きだしてしまいなかなか家を出れない。
一方のてんちゃんと3人の子供達は、電車に乗りてんちゃんの帰る場所を探していたが、漢字が読めなかったりどこへ行ったらいいかわからずに困っていた。
すると、てんちゃんが勇気を振り絞り自らの帰るべき場所「高尾山」の名を叫び、皆で高尾山を目指すことになるのだが――。
『迷子のてんちゃんお送り隊!』のネタバレあり感想
誰も傷つけないとても優しくてほっこりするファンタジーな作品でした。
てんちゃん可愛いです。
果たして元は山伏とも言われる天狗が出雲大社にまで呼ばれるのか?なんて野暮な疑問が湧いたりしましたが、話のツカミとしてはワクワクしたのでアリでしょう。
物語では天狗のてんちゃんと、てんちゃんを怖がることなく一緒に協力してあげる人間の子供達が描かれます。
天狗であったとしても、困っている小さな子を放っておかないみんなはすごくエライです。
そうしてみんなは最終目的地である高尾山に向かうことになります。
高尾山と言えば飯縄大権現を祀る霊山であり、天狗伝説も有名。
霊山として有名な山というのは大体天狗の伝説があるものです。
そこでパパと再会できたてんちゃんは、お礼に人間の子供達を天狗の乳母車?に乗せ、送り返してあげます。
超盛り上がるような部分もありませんでしたが、総じて優しい雰囲気とほっこり気分に浸れる素敵な物語でした。
『迷子のてんちゃんお送り隊!』を読んだ皆さんの反応
『迷子のてんちゃんお送り隊!』は天狗のてんちゃんのパパと家を探すファンタジー冒険読み切り漫画
天狗の子供と天狗を鼻高なアノ天狗ではなく烏天狗風にしたのが良かったです。
そして全体に漂う優しい雰囲気に、癒されました。
ちょっと疲れている時などに読んで、ほっこりさせてくれる、そんな漫画だと感じました。
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