ある日人が恋に落ちるメカニズムに置いて新たな発見がされました。
それは「恋門」と呼ばれる体内のツボのようなものを攻撃することで相手を恋に落ちさせることができると言う世紀の大発見でした。
それはつまり力が強いものが強引に相手を自分の事を好きにさせることが可能になってしまったと言う事でもあります。
恋、それすなわち格闘!
恋、それすなわち力!
――今回ご紹介するのは、ピエール手塚先生による『恋のニノウチ』です。
この作品では、ひたすらにモテるのに決して男どもの力に屈せず、武力で抗い続ける超強い武闘派女性が登場します。
果たして彼女の心を奪うことができる男性が現れるのか?
ぶっ飛んだ設定のとても楽しい読み切り作品になっています。
『恋のニノウチ』は一言でどんな漫画?
恋もまた力でなんとかなってしまう世界で、惹かれ合う二人が拳で語り合う勢いありまくりな青春学園格闘ラブストーリー。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
恋のニノウチ | ピエール手塚 | 44ページ | 少年ジャンプ+ |
『恋のニノウチ』の超ざっくりあらすじ
恋愛のあり方を大きく変えてしまった世紀の大発見、それは恋門と呼ばれる心臓に近い急所を的確に打たれてしまった時、人は強制的に相手を好きになってしまう――というものだった。
それにより恋愛のあり方は大きく変化。
力の強いものが武力で相手を好きにさせることができるようになってしまったのである。
そんな世界の、とある学校。
美人でも知られる武田惣子は、毎日のように自分の恋門を打とうと襲い掛かってくる男子生徒と戦っていた。
しかし惣子は強く、誰も惣子に惚れさせることができない。
しかしたまに惣子がピンチになると、必ず助けに現れてくれる本宮書文という男子生徒がいた。
書文は惣子が好きなのだが、書文が惣子に抱いている「好き」という感情は、少しややこしいものだった。
一方の惣子は、実は以前から書文のことが好きで、煮え切らない書文の態度にいつも悩まされていた。
しかしついに惣子は自らの想いをぶつけるべく書文と格闘する機会を得る。
2人は拳でお互いの気持ちを全力で語り合うことになるのだが――。
『恋のニノウチ』のネタバレあり感想
設定の段階からかなり面白そうで、読んでみたらやっぱり面白い勢いのある読み切り作品でした。
力こそが正義であり、武力さえあれば人を好きにさせることができる恐ろしい世界。
そんな世界ですから、女性も強くある必要があり、皆武術を学びます。
メインヒロインである惣子も、可愛い容姿をしているからこそ幼い頃から武術を学び、はちゃめちゃに強い女子生徒。
惣子があらゆる男子を蹴散らしていく様がとてもかっこいいです。
そんな中現れる、惣子のことが好きだと言っているのにもかかわらずその好きと言う感情がちょっと難しい書文という男子生徒。
物語は惣子と書文の恋、すなわち拳と拳の真剣勝負へと展開していきます。
ぶっ飛んだ設定でものすごく勢いもありクライマックスまで面白く読めたのですが、ラストももう少しぶっ飛んだ終わり方でもよかったのかなとちょっと思ってしまいました。
割と意外なほどに綺麗にまとまって終わっていたので笑
こんな面白い物語を思いついた作者さんの次回作も読んでみたいですし、期待しちゃいます。
ピエール手塚先生……名前もものすごくクセがあって気になる笑
『恋のニノウチ』を読んだ皆さんの反応
『恋のニノウチ』は恋をさせるには拳で殴れ!なおすすめ読み切り漫画
拳こそ正義!
恋もまた拳によって左右される!
なんともひ弱な僕からしたらゾッとしちゃう世界の物語でしたが、逆にわかりやすくて平和な世界になるのかも?なんて思ったり。
もしまだ読んでいないのであれば、きっとぶっとんだ設定の面白い世界観にグイグイ引き込まれると思いますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『恋のニノウチ』が面白かったのであれば、作者であるピエール手塚先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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