霊感が生まれながらに強いアイドルプロダクションの男は、ある日超可愛いアイドルの原石を見つけ声を掛けた。
しかしなんとその少女は既に亡くなってしまっている幽霊で、その日から男は少女の幽霊に憑きまとわれることになってしまう……。
――今回ご紹介するのは、『アイテルシー』などの稲岡和佐先生による読み切り作品『イワクガアル』です。
しっかりとまとまった展開に、予想できないライブなど見どころ満載で読み応えもすごい傑作幽霊アイドル漫画になっています。
『イワクガアル』は一言でどんな漫画?
アイドルになりたかった少女の幽霊が、霊感の強いアイドルプロダクションの男と組んでなんとかライブに出ようと画策するドタバタ幽霊アイドル物語。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
イワクガアル | 稲岡和佐 | 48ページ | 少年ジャンプ+ |
『イワクガアル』の超ざっくりあらすじ
アイドルプロダクションで働く生まれながらに霊感の強い男・ヤマダは、ある日街で間違えて幽霊の少女をスカウトしてしまう。
間違いにすぐに気づいたヤマダは逃げたのだが、その日を境に声をかけた少女の幽霊がヤマダにつきまとうようになってしまった。
しかしある日、ヤマダにつきまとう幽霊少女・カスカが、実はアイドルになりたくて成仏出来ず、なんとかして夢のステージに立ちたいのだ、とヤマダに打ち明ける。
どう考えても無理な話だったが、間違いだったとはいえスカウトしてしまった手前、ヤマダはなんとかカスカを「人の目に見える形で」ステージに立たせてやることはできないかと考える。
すると、たまたま手に入れた「呪われたカメラ」に取り憑いていた幽霊が協力してくれることになり、一気にカスカを映像化して生きている人に見せる夢のステージも現実味を帯びてくる。
しかし当然の事ながら、イベント開催側が幽霊映像をライブに映し出すことなどを許してくれるはずもなく……。
『イワクガアル』のネタバレあり感想
タイトルは「曰くがあるガール」という2つの意味でのイワクガアルでしょうか。
王道設定と展開ながら、捻りのあるライブ開催まで、飽きずに一気に読めるとても楽しい作品でした。
幽霊少女がライブをやる――という普通に考えたら無理なことを、どうやって実現させていくのか?という苦労も丁寧に描かれていて面白かったです。
陰の功労者は完全に呪いのカメラに取り憑いていたカメ子でしょう笑
また、細かく打ち込まれるギャグもセンスがよくって、クスっと笑わされるポイントが沢山あったのも最高のアクセントになっていた気がします。
終わり方も幽霊が成仏したかのように潔く、カスカが行ったライブステージも霊的なものだった為が映像が全く残っておらずに都市伝説と化した――というのも最高です。
読み応えもあって読後感も爽やか。
幽霊モノですが全く暗くなく、とても明るい気分になれる素敵な幽霊アイドル物語になっていました。
多くの方に読んでほしいと思える読み切り作品です。
『イワクガアル』を読んだ皆さんの反応
『イワクガアル』はアイドル志望の幽霊が起こした奇跡の都市伝説級ライブの一部始終を描いたおすすめ読み切り漫画
幽霊少女とおじさんの掛け合いも、ワクワクな展開も最高な非常に楽しい読み切りでした。
なんとなくですが、ヒロインのカスカが少し古めの漫画キャラな雰囲気があったのも僕的には良かったです。
ちなみにですが、稲岡先生自らがこの読み切り作品が誕生するまでの流れなどを紹介するプチ漫画を描いてくれています。
興味がある方は読んでみてください。裏側が知れてすごく面白いです⇓⇓
もしまだ今作を読んでいないのであれば、楽しい設定にキャラクター、そして夢のあるラストに感動できますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『イワクガアル』が面白かったのであれば、作者である稲岡和佐先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
ブログ内で紹介してきた1巻完結・読み切り漫画の中から厳選した本気のおすすめ漫画特集、よければあわせて読んでみてください。
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