バトル・アクション1巻完結漫画冒険SF・ファンタジーギャグ

ドラゴンボールにも繋がる鳥山明先生の1巻完結漫画『銀河パトロール ジャコ』【おすすめ読み切り】

ドラゴンボールで世界的に有名な鳥山明先生は、宇宙人であったり機械であったり、あるいは丸っこい動物であったり、そういった先生の好きな物を描かせたときにはものすごい熱量で面白いものを作ってくれます。

世界が愛してやまないドラゴンボールのような長期連載作品はもちろんですが、短期間で集中連載したような1巻完結モノは特に好きなものを描いている事が多いので先生が楽しんで描いている(ような気がする)のが伝わってきます。

今回ご紹介する『銀河パトロール ジャコ』は、ドラゴンボールの世界とつながりを持った可愛くてお茶目な銀河パトロール隊員の最高に笑えて面白い物語です。

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タイトル作者出版社発売年
銀河パトロール ジャコ鳥山明集英社2014年

『銀河パトロール ジャコ』を読んだら……

相変わらずのハイクオリティなほっこり鳥山明漫画が堪能でき、さらにドラゴンボールとも繋がるファン必読の内容でした。

『銀河パトロール ジャコ』どんな漫画?

『銀河パトロール ジャコ』は主人公である宇宙人のジャコ・ティリメンテンピボッシとある危険な飛行物体が地球に衝突するのを防ぐべく地球へ向かっているうちに宇宙船が故障してしまい、不時着してしまったところから始まります。

読み始めたばかりの頃は宇宙人であるジャコをそんなにかわいいとは思えなかったのですが、地球にやってきてから出逢う老人の大盛 徳之進(ほんと鳥山明先生はじいちゃん好きだな、って感じのいつものじいちゃん)、タイツと言う少女との交流を通して理解していくうちにとても面白くて可愛く思えてきます。

物語はじゃこが宇宙に帰るために燃料となる空金(スカイゴールド)を買う資金を集める、ということが最大の目標にはなるのですが、途中細かな出来事がいくつも起き、ジャコと地球人とは絆を深めていくことになります。

そして僕的に1番興奮したのがドラゴンボールの登場人物が後半に出てきた時です。

僕は全く事前情報なしに読んでいたので、世界観を共有している作品だとは思っていなかったのです。

誰が登場してくるのかは書かずにおきますが、ドラゴンボールの前日譚といっても言い過ぎではないほどの結構重要なことが描かれていたように思います。

ジャコでのエピソードを読んだ後にもう一度ドラゴンボールを読み返せば、なるほどね、と思えるはずです。

さらにおまけでジャコが本来調査すべきであった謎の飛行物体についての物語も描かれるのですが、それもドラゴンボールと密につながる物語となっています(というかドラゴンボール)。

鳥山明先生作品ファンだけでなくドラゴンボールファンも読んで決して損をしない1巻完結のとても面白い傑作漫画になっています。

『銀河パトロール ジャコ』を読んだ皆さんの反応』

『銀河パトロール ジャコ』はドラゴンボールの前日譚も描かれていて、アニメや漫画で「ジャコって誰」ってなった人は特に読んで欲しい傑作1巻完結漫画

鳥山明先生の1巻完結せず漫画では物語の完成度としてはおそらく『SAND LAND』の方が上のような気がしました。

『銀河パトロール ジャコ』はどちらかと言うと気楽に読めて、笑えて、さらにドラゴンボールの前日譚までわかると言う贅沢な内容で、ギャグとサービスに寄っている印象です。

ただもちろん天才鳥山明先生ですから、十二分に面白いのはさすがの一言。

ドラゴンボールを全力で好きな方は知っているかもしれませんが、このジャコは後に普通にドラゴンボールの準レギュラーになって登場することにもなります。

ドラゴンボール超を読んでいる方はもう知っていると思いますが。

アニメを見ていてジャコを知っている人も、ジャコの過去の物語を知る貴重な1冊になるはずです。

そして何より、やっぱり鳥山明先生の漫画は絵も内容も全てが面白さにあふれているので、全人類にお勧めできる1冊であるといえます。

ぜひ試し読みだけでもしてみてください!

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