もっと沢山の人に注目されたい!
もっとみんなにかまってほしい!
そんな思いを持った少年が行き着いた先は、ゾンビになること。
ゾンビになってしまえば、友達や家族だけでなく世界中の人からかまってもらえて、注目される。
言ったことは必ずやる少年が、本当にゾンビになろうとしてしまうブットんだ物語の読み切り作品を今回はご紹介いたします。
――今回ご紹介するのは、石川光貴先生による『藤沢ゾンビタイムブルース』です。
ぶっ飛んだ設定と展開であるにも関わらず、アツくて泣ける友情物語にもなっている不思議な魅力満載の作品になっているのでぜひ読んでみてほしいです。
『藤沢ゾンビタイムブルース』は一言でどんな漫画?
面白いことがしたいからという理由でゾンビになる決意をした少年と、その親友とのはちゃめちゃ青春友情ゾンビ読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
藤沢ゾンビタイムブルース | 石川光貴 | 62ページ | 少年ジャンプ+ |
『藤沢ゾンビタイムブルース』の超ざっくりあらすじ
ある日突然、もっと面白いことをしたい、もっと注目されたい、という理由から「ゾンビになる」と言い出した藤沢簾(ふじさわれん)。
その簾とは幼い頃からの友達である泉遼一(いずみりょういち)は、簾の話を聞きながら「藤沢簾という男はやると言った事は必ずやる」男であることを思い出し、嫌な予感がしていた。
そして遼一の嫌な予感の通り、馴染みの怪しい老人からこれまたとびきり怪しい薬をもらった簾は、遼一に頼んで土に埋めてもらい、本当にゾンビになってしまい……。
『藤沢ゾンビタイムブルース』のネタバレあり感想
まず最初に、この物語は神奈川県の藤沢市とは何の関係もありません。
てっきり僕は藤沢のやんちゃな少年たちによる青春物語かと思ってしまいましたが、登場人物の名前でした。
それはさておき――漫画の内容ですが、テンポもよくて勢いもあり一気に読めてしまいます。
そしてタイトルからもわかるように、かなりブットんだ内容と展開の物語なのですが、細かく人物描写などもしてあり意外にもすんなり物語に入っていくことができました。
とにかく有言実行の男・藤沢簾と、対照的でありながらずっと簾と仲良くしてきた泉遼一の2人がいい味を出していて、それぞれの過去の描写も人物に深みを与えてくれる素晴らしいものでした。
そしてクライマックスでは、期待を裏切らないゾンビ祭り。
簾の彼女までゾンビになってしまい、簾と遼一の一騎打ちはまさにクライマックスにふさわしいしびれる見開きページになっており興奮しました。
結局ゾンビになったのは一時的なものであることが最後に判明しますが、それも読み切り作品としてさくっと終わらせる上でよかったのではないかと僕は思いました。
ゾンビと友情と熱いバトル、そして感動までもらえる贅沢な読み切りだったので、ぜひ多くの方に読んでみてほしいです。
先入観を捨てて読めばきっと最高に楽しめるはず!
『藤沢ゾンビタイムブルース』を読んだ皆さんの反応
『藤沢ゾンビタイムブルース』腐っても切れない友情を描いたはおすすめ読み切り漫画
ゾンビと勢いのある展開に目が行きがちですが、セリフ量もそこそこあって、なおかつ細かな小ボケが頻繁にされていたりもするので、じっくりと読んでみてほしいです。
まぁじっくりと読ませるタイトルではないわけですが笑
とにもかくにも、まだ読んでいない方は、きっとあなたの予想のナナメ上をいく面白さで楽しめると思いますので、ぜひ読んでみてください。
そしてこの『藤沢ゾンビタイムブルース』が面白かったのであれば、作者である石川光貴先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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