あれ？ 読んでたの読み切り漫画だったよな？
……と、勘違いしてしまうようなクオリティと神展開で盛り上がる、悪魔になる少年の物語。
――今回ご紹介するのは、今學先生によるハイクオリティな読み切り作品『デビルズギフト』です。
『デビルズギフト』は一言でどんな漫画？
殺された姉を救うべく堕天使と契約し、悪魔になった少年のダークバトルファンタジー。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| デビルズギフト | 今學 | 60ページ | 少年ジャンプ+ |
『デビルズギフト』の超ざっくりあらすじ
両親を亡くし、姉と2人で暮らしている少年リンボ・ズワイトは、姉想いでも有名な優しい少年だった。
その日、姉のグリシャ・ズワイトは誕生日であり、グリシャの恋人であり大学教授でもあるエインズ・バーチと共にリンボの前に現われた。
リンボもまたその日は姉を祝うべく計画しており、評判のケーキ屋で姉に好きなケーキをプレゼントしてあげた。
ところがそのケーキ屋で、リンボは怪しい青年に声を掛けられる。
その青年が言うにはリンボの姉は狙われており、それを救う為にはリンボの命を僕の為に使ってくれればいい――というめちゃくちゃな内容だった。
怪し過ぎたので相手にしなかったリンボだったが、どこか胸の奥にその青年の言葉が刺さっていた。
その夜、姉はリンボに「教授にプロポーズされた」と打ち明けた。
さらに、プロポーズを受け入れてこの家を出ようと思っている、とリンボに告げる。
寂しい気はしたが仕方のないことなので受け入れたリンボだったが、その夜にリンボの姉はプロポーズをしてきた相手である教授の手によって殺されてしまい――。
『デビルズギフト』のネタバレあり感想
前半は正直ちょっと退屈に感じてしまいましたが、中盤からクライマックスにかけての怒涛の展開は凄まじい迫力で読み切り作品であることを忘れるほどでした。
てっきり姉も難なく救い出せる展開かと思いきや、ルシファーの忠告を守らなかった事からあっけなく殺されてしまいます。
そしてその怒りでリンボは大罪の使徒、憤怒（イラ）の力を得て教授を瞬殺します。
なんだその「大罪の使徒、憤怒」って！
カッコよすぎてズルイです。
これは完全に七つの大罪モチーフなので、ということはもし仮に連載されていれば「傲慢」「強欲」「嫉妬」「色欲」「暴食」「怠惰」の使徒がそれぞれ出てくるということですよね？
これはマジに連載してほしいです。
何よりもジャンプっぽくて良いです。
まとめると、終盤の盛り上がり凄まじい、即連載レベルのワクワクする読み切り作品になっていました。
『デビルズギフト』を読んだ皆さんの反応
『デビルズギフト』は姉を救う為に悪魔になった少年のダークファンタジーバトル漫画
中盤から一気に盛り上がる、とてもかっこよくて迫力のあるダークファンタジーなバトル漫画でした。
堕天使ルシファーに大罪にと、少年心をくすぐりまくる設定も最高でわかってらっしゃいます。
盛り上がること間違いなしなので、もしまだ読んでいないのであれば、ぜひ読んでみてください。
そしてこの『デビルズギフト』が面白かったのであれば、作者である今學先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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