我ながらなんともへんてこなタイトルをつけてしまったと思いますが、読めばわかる案外間違ってはいないタイトルなはず笑
今回ご紹介するのは、膨大な借金を折ってしまった少女がその借金をチャラにするためにとある王族を抹殺するため学校に潜入する――という設定だけ見ればバトルアクション漫画とも思える内容のものです。
しかし読めばわかる、この作品は決してアクションだけにとどまらない、食欲をそそるカレーでスパイシーな作品になっているのです。
というのも、この作品の作者はかつてこのブログでもご紹介した読み切り作品『立花くんTURBO!』の上月ヲサム先生。
立花くん――も勢いあってめちゃくちゃおもしろい読み切りなのでぜひ読んでみてください。
そしてそんな面白くて勢いある作品を描いた上月先生ですので、今回もひとくせもふたくせもある楽しい作品になっています。
――というわけで今回ご紹介するのは、上月ヲサム先生による『少年マハラジャ』です。
『少年マハラジャ』は一言でどんな漫画？
マハラジャな少年と暗殺者の少女とが繰り広げるカレーなる戦いを描いたギャグ&アクション＋スパイスな読み切り。
この時点でもう読みたい！と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
※↓↓タップ（クリック）で読めます。
| タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
| 少年マハラジャ | 上月ヲサム | 32ページ | 少年ジャンプ＋ |
『少年マハラジャ』の超ざっくりあらすじ
ある日突然両親がいなくなり、代わりに5億円もの借金を背負わされた少女・汐川千花。
千花はその５億円という莫大な借金をチャラにすべく、とある学校に潜入して王族の少年を殺すことを謎の人物に命じられる。
仕方なくその命令に従い学校に潜入した千花だったが、ターゲットとなる王族の少年は見た目も派手で性格も摩訶不思議な、スパイシーでカレーなマハラジャ（王族）少年だった。
少年は名前を田原クリシュナといい、千花の想像を遥かに超える応対をしてくる。
しかし両親とお金の為にも何とか田原クリシュナを抹殺をしなければならない千花は、田原にうまくかわされながらもついに真っ正面から挑んでいく決意をして突撃するのだが――。
『少年マハラジャ』のネタバレあり感想
細かいことはいいんだよ、と言う振り切った設定が楽しく、短いながらにとても楽しめる読み切り作品になっていました。
もちろん短いがゆえのツッコミどころも多々あるのですが、とにかくこの作品の核である田原クリシュナという少年が面白くて全てが許せてしまいます。
田原と千花とのやりとりも見ていてほんわかしてしまうよう内容で、千花が田原の命を狙っていることなどすっかり忘れてしまいそうになるほどです（というか全体的にギャグテイストなのでそれで良いわけですが）。
最終的には千花の借金も、王族風の田原をよく思わない友人が仕掛けた罠であったことがわかります。
そんなバカな、という展開の連続ではありますが、田原クリシュナと言うマハラジャ少年が真ん中にドンと居座っているため案外違和感がなく読めてしまいました。
これもまたスパイスのなせる業でしょうか。
難しいこと考えず、たまにはサクっと読めてクスッと笑えて明るい気持ちになれるこんな陽気な作品を読んでみるのもいいかもしれません。
あと別にカレー漫画ではないので悪しからず。
『少年マハラジャ』を読んだ皆さんの反応
『少年マハラジャ』はスパイス香るカレーで危険な任務を描いたおすすめ学園読み切り漫画
インド風王族の少年となんかすごく強そうな武術をやっている少女とのはちゃめちゃスパイシーラブコメ。
難しいことを考えずただなんとなく明るい漫画が読みたいな、と言うような時に特にオススメしたいです。
結局読み切り内では両親は見つかっていませんので、いつかこの続きを何かで読めたらな、とも思いました。
とにかく、もしまだこの作品を読んでいないのであれば、きっとポジティブな気持ちになりクスっと笑えると思いますので読んでみてください。
そしてこの『少年マハラジャ』が面白かったのであれば、作者である上月ヲサム先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
『立花くんTURBO!』 もぜひ！
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