今最も界隈で有名で名の売れている殺し屋「アッシュ」。
その日、アッシュは5万ドルもの大金で殺しの仕事を引き受けた。
するとアッシュはすぐに別の殺し屋に3万ドルでその殺しの仕事を依頼。
同じように、次々と仕事は下請けへと回されていき、最終的には1500ドルにて5次請けの殺し屋へと仕事は回されたのだった……。
――今回ご紹介するのは、展開が読めなくて最高にワクワクする日野杏寿先生による『五次請けの殺し屋』です。
『五次請けの殺し屋』は一言でどんな漫画?
殺しの仕事を格安で回された「五次請けの殺し屋」が、元請けへとのし上がっていくクライムサスペンス&成り上がり痛快バトルアクション読み切り。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
五次請けの殺し屋 | 日野杏寿 | 44ページ | 少年ジャンプ+ |
『五次請けの殺し屋』の超ざっくりあらすじ
ある日界隈で最も有名で人気のある殺し屋「アッシュ」の元に、殺しの依頼が来た。
金額は5万ドルという大金のかかった仕事。
しかしアッシュは、その仕事を引き受けた後で別の殺し屋へと3万ドルでその仕事をやらせる。
さらに3万ドルで引き受けた殺し屋は、別の殺し屋へ2万ドル依頼。
またさらに2万ドルで引き受けた殺し屋は1万ドルで別の殺し屋へ依頼。
最終的には1万ドルで引き受けた殺し屋が1500ドルで赤髪の殺し屋・ジェスウへと仕事を回し、ジェスウがその仕事をすることとなった。
――殺しを生業とし、いつも殺しの下請けばかり回されるジェスウは、その日久しぶりにかつてジェスウを更生させてくれた恩師の元軍人であるカトロフと再会した。
さらにカトロフは翌日の夜にディナーへ誘ってくれ、ジェスウも快諾した。
しかし、その日ジェスウへと舞い込んできた殺しの下請けの仕事のターゲットが、なんとカトロフその人だった。
ジェスウへと回されてきた殺しの金額は3千ドル。
ジェスウの恩人の命の値段が3千ドルという安さであることに憤ったジェスウは、その仕事を回してきた殺し屋達のもとへ乗り込む決意をするのだが――。
『五次請けの殺し屋』のネタバレあり感想
まず書いておきたいのが、冒頭数ページでのツカミが完璧です。
タイトルが出る3ページ目までだけで、この漫画の面白さがギュギュギュっと凝縮されているかのようなコマが続きいきなり心を鷲掴みにされました。
このツカミの上手さにはかなり感動してしまいました。
そして恩師カトロフが登場し、次のターゲットがカトロフになってしまう……という展開は予想できましたが、その後次々と下請けの殺し屋達を殺していって最終的に元請けまで辿り着くなんて展開は予想できませんでした。
ちょっとカトロフとのエピソードが意外と深まらなかったのは気になりましたが、ヒトデの活かし方だったり殺しの手口だったり、魅力的な描写のオンパレードで最後まで全く飽きません。
さらに、クライマックスで元請けの殺し屋・アッシュまでたどり着いたジェスウは、てっきり全員殺してめでたしめでたし――なのかと思いきや、まさかのアッシュとネスと手を組んでその後新たな「アッシュ」として仕事を始めるという最高にクールな結びになっていました。
最高に惹きつけられる冒頭から予想できないラストまで、最近読んだバトルものの中でもかなり面白い読み切り作品でしたし、多くの人におすすめしたいな、と本気で思える傑作でした。
ぜひ、読んでみてください。
『五次請けの殺し屋』を読んだ皆さんの反応
『五次請けの殺し屋』は下請け殺し屋の痛快成り上がりバトルアクションなおすすめ読み切り漫画
どうやら元ネタがあるっぽい作品ですが、意外な結末も楽しく最後までワクワクしたまま読み終えることができました。
かなり面白かったです。
実際にあった事件のソースもリンク貼っておくので、気になる方は見てみてください。
そして今作をもしまだ読んでいないのであれば、全編通してすごく楽しいのでぜひ読んでみてください。
この『五次請けの殺し屋』が面白かったのであれば、作者である日野杏寿先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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