留学先の上海で紹介された言語交換の相手。
なかなか中国語を覚えられない自分との葛藤と、成長の物語――。
今回ご紹介するのは、花房先生による言語交換によって芽生えた恋と成長を描いた物語『恋すル二重否定』です。
『恋すル二重否定』は一言でどんな漫画?
言語交換で出会う日本人女性と中国人男性の成長と恋を描いた上海ラブストーリー
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
恋すル二重否定 | 花房 | 47ページ | 少年ジャンプ+ |
『恋すル二重否定』の超ざっくりあらすじ
海外に憧れ上海へと留学した大学一年生の荻野撫子(おぎのなでしこ)は、早速自分の覚えの悪さに挫折していた。
そこで先生に紹介され、言語交換として中国人の男性・李新亮(リー・シンリャン)に中国語を教わることになる。
最初は警戒心もあってなかなかうまくコミュニケーションが取れずにいた撫子だったが、次第に新亮とは打ち解けていった。
しかしいくら打ち解けたとしても言語が上達しなければ意味がなく、めきめきと日本語を覚え成長していく新亮に対して撫子はいまいち覚えが悪いままだった。
そんなある日、撫子の成績不振を知った両親が、もう帰ってこいと撫子に命じる。
自分のダメさに消沈しながらもそれを受け入れ、新亮にもその事を話す撫子だったのだが……。
『恋すル二重否定』のネタバレあり感想
中国人の男性と言語交換するうちに好意を持ち、最後は結ばれる王道恋愛ストーリー。
言語が違う、という表現を漫画で表すのって難しいだろうなぁ、なんて読んでいて思いました。
この作品では中国語に苦戦するヒロイン撫子が描かれていますが、めきめきと日本語が上手くなる新亮の方がすごいです。
僕も中国人の方と仕事することが過去に度々ありましたが、やはり日本語というのは本当にメチャ難しい言語みたいです。
さて漫画のタイトルにも入ってる「二重否定」。
これは作中でも出てきますが、「〇〇じゃないこともない」という非常に遠まわしな日本語らしい表現。
漫画のラストで、この二重否定が告白の返事に使われるというニクイ演出があり思わずニヤリ。
総じて読後感も爽やかで、しっかりまとまっている言語交換をテーマに異文化恋愛を描いた珍しい恋愛読み切り漫画になっていました。
『恋すル二重否定』を読んだ皆さんの反応
『恋すル二重否定』は言語交換での異文化恋愛と成長の物語を描いた読み切り恋愛漫画
言語交換での恋愛という珍しい内容ながら、しっかりまとまっておりかつタイトル回収も見事な恋愛物語『恋すル二重否定』、面白かったです。
実際にこういう言語交換での異文化交流からの恋愛ってあるものなんですかね?
なんだか素敵だし憧れます。
まだこの『恋すル二重否定』を読んでいないという方はぜひ読んでみてください。
特に非常に効果的に「ここぞ」という場面で使われる二重否定にキュンキュンすること間違いなし笑
そして面白かったのであれば、ぜひ花房先生をフォローして応援し最新情報もチェックしてみてください。
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