一度は行きたい屈指の観光スポットでもある京都。
かつては平安京などがある首都でもあり、今なお美しい神社仏閣や街並みなどが残る都市です。
僕も過去に一度だけ旅行で訪れたことがありますが、とにかく有名な神社仏閣が多すぎてとても数日の旅程じゃ回り切れません。
またいつか、たっぷりと時間を取って訪れたい場所です。
――それはさておき、そんな美しく古式ゆかしい京都ですが、妖怪や怪異などの魑魅魍魎の沸くスポットとしても有名であることは知っているかと思います。
それもそのはず、古くからの都であり、そこに怪異がないはずがないのです。
今回ご紹介するのは、もしかしたら本当の京都の姿かも知れない、恐ろしい世界を描いた夢弥先生による読み切り和風ホラー『裏京都』です。
※後述しますが、今回ご紹介する読み切り作品をきっかけに、夢弥先生は連載へとこぎつけ、単行本『裏京都』も発売しています。
『裏京都』は一言でどんな漫画?
罰当たりな事をすると本気の京都が顔を出す――そんな超怖い本当の京都の姿のホラー漫画。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
※↓↓タップ(クリック)で読めます。
タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
裏京都 | 夢弥 | 31ページ | ゼノン編集部 |
『裏京都』の超ざっくりあらすじ
京都に観光に来ていた青年、今吹悟(いまぶきさとる)は友人達と夜の伏見稲荷大社で騒いでいました。
大声を上げたり、釣鐘を乱暴に振ったり……。
すると突然、悟の背後から着物姿の美しい女性、小都音(ことね)が現れ、悟を夜の観光案内してあげましょうか?と提案してきます。
小都音が美人であったことから、悟は友人達にはウソをつき、一人で小都音に案内してもらうことに。
しかし案内されているうちに、段々と不気味な気配を感じるようになり、千本鳥居の間からはバケモノのような幻覚まで見えるようになり、「おもかる石」はまるで生首のように見え……。
キャー‼
というような内容です。
『裏京都』のネタバレあり感想
非常に簡単に言ってしまえば、騒いで悪さしてバチあたりな事をしていたウェーイな青年に結構怖くてガチなお仕置き(というか死ぬけど)がされるめちゃこわなホラーです。
日野日出志先生の作品や呪みちる先生の作品ですっかり僕もホラー好きになってしまったので、むしろもっとグシャグシャやってほしかったなぁ、というのが本当のところ。
予想外だったのが、てっきり悟クンは小都音さんにお仕置きされて「もうしませーん」と改心する内容なのかと思いきや、普通にボコボコにされて首引っこ抜かれてましたね。
あ、そこまでされちゃうんだ、というところはかなり意外でした。
そしてラストページ、またも若者がタバコの吸い殻をポイすてしており、小都音の首がヤベェ角度に曲がった状態での「ほんまの京都教えてあげへんと」というセリフで終わります。
こわい!
そして確かにこれなら連載いくらでもいける!
と思える非常に怖くて楽しい読み切りホワー漫画でした。
『裏京都』を読んだ皆さんの反応
『裏京都』は超怖い本当の京都を描いた和風ホラー読み切り
かなりガチな描写も多かったですが、その分惹き込まれましたしとても面白かったです。
冒頭でも少し触れましたが、夢弥先生の『裏京都』はこの読み切り後、連載され、さらに単行本も発売になっています。
この世界観をもっとたっぷり読みたい方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。より怖くてグロい作品に仕上がっております。
そしてこの作品で夢弥先生の事がもっと知りたい!と思った方は、ぜひTwitterなどでフォローして最新情報をチェックしてみてください。
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