世間を震え上がらせた、「死刑囚大量脱獄事件」。
街へと解き放たれた凶悪な脱獄囚に立ち向かうのは、可憐な女性監督官と、おどおどしまくりな気弱そうな青年。
気弱な青年が内に秘めた凄惨な過去、息もつかせぬバトルアクション、そして成長していく登場人物……。
今回ご紹介するのは、かなり暗めな設定ではありますが、爽快なバトルと成長が楽しめる読み切り漫画。
――というわけで今回ご紹介するのは、高瀬継久先生による『UZZY』です。
この読み切りは一言でどんな漫画?
気弱な青年と女性監督官のタッグが脱獄犯に立ち向かう、痛快捕り物バディ読切。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
UZZY | 高瀬継久 | 58ページ | 少年ジャンプ+ |
『UZZY』の超ざっくりあらすじ
物語の始まる半月前、拘置所にいる死刑囚が一斉に逃げ出した。
死刑囚、大脱出事件である。
警察が凶悪な脱獄犯を捕まえようと躍起になる中で、特別監督官の四片は「ウジー」と呼ばれる青年を任務のパートナーに選ぶ。
いつもオドオドしているウジーだが、一方で死刑囚にもひるまずに立ち向かい単身で捕獲してしまうほどの強さも持っていた。
そこに協力するウジーは、そんなサイコクレイジーな相手に立ち向かう。
そしてバディとして行動する2人は、お互いに暗い過去と秘密を抱えていて……。
『UZZY』を読んだ皆さんの感想
主人公のウジーは殺人鬼として育てられてきた子。
そんなウジーだからこそ殺人鬼のことがわかると四片は言う。
同じ穴のムジナだから、相手のことがわかり、そのことが捜査に役立つと踏んだのだろう。
そして、そんなウジーを間違ったほうに行かせないためでもある。
これ以上殺人鬼を野放しにしないためにも、ウジーの協力が力になる。
最初に捕まえた殺人鬼は女性や女児ばかりを狙った犯人であった。四片はつかまってしまう。
殺人犯は身長が高く、スラッとした体型で、にこやかで物腰が柔らかそうな雰囲気をしている。だけど、こんな人が殺人鬼だと思うと、かえってその優しそうな風貌にゾッとしてしまう。
こういったギャップのある人物描写は目を引いて素敵だし、興味深い。
そんな脱獄犯の本性が出た時の醜い表情なども怖くなるので、物語としてはかなり引き込まれると思います。
個人的にはもう少しピンチの状況を引き伸ばして、危機一髪的なところで助けが来る方が好みでしたが、面白いです!
『UZZY』を読んだ皆さんの感想2
まず冒頭に主人公である「ウジー」が無線へのおぼつかない応答とは裏腹に、単身で死刑囚の潜伏する部屋に正面から入っていくシーンで興味をそそられました。
表面的な性格はオドオドしているものの、その内面や暴力的な強さという面ではそうと限らないのでは?という予感を煽られました。
実際、次のシーンでは目標を余裕でボコボコにしたウジーが、気絶した死刑囚を警察に引き渡しています。
期待を裏切らない演出に楽しさを感じつつ、彼の強さの理由までは分からず、続きの話にわくわく感を持たせてくれる展開だと感じました。
その後のダイナミックな動きで描かれた格闘シーンや、誘拐犯の潜伏場所を特定するシーンなど、主人公ウジーの能力の高さを見せつけられて格好良かったです。
パートナーになった2人がお互いに暗い過去を持っているというのは不安や重い印象を抱きそうな組み合わせでしたが、この2人ならばやっていけそうだと強い希望も感じる物語でした。
『UZZY』を読んだ皆さんのSNS上での反応
『UZZY』は凄惨な過去を持つ青年と女性監督官のタッグが脱獄犯を捕まえていく、痛快バトルアクション漫画
アクションに怖い設定に成長していく様に……と、なんとも贅沢で読み応えのある読み切り作品でしたね。
もしまだ読んでいないのであれば、きっとあなたも何かしら考えさせられると思いますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『UZZY』が面白かったのであれば、作者である高瀬継久先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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