この記事のタイトルで、僕は「タコとSMとホタテのカオスコメディ」とコピーをつけました。
しかし今回ご紹介する漫画のタイトルは『タコトカラス』なのです。
もうわけがわかりませんし、この漫画を読んだ後でも、やはりわけがわかりません。
ただし、なんかエロかったし、面白かったし、笑えました。
タコなのに。
――というわけで今回ご紹介するのは、松冨まこと先生によるカオス漫画『タコトカラス』です。
『タコトカラス』は一言でどんな漫画?
タコと同棲している主人公が、実はホタテの女だったタコをホタテから守るカオスで魚介なコメディ読み切り。
※自分でもちょっと何書いてるかわかりませんが間違った事は書いてないです。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
タコトカラス | 松冨まこと | 39ページ | コミックDAYS |
『タコトカラス』の超ざっくりあらすじ
人生で初めて、ナイスバディなタコと同棲を始めた主人公のカラス。
さらに郵便受けを覗きに外へ出ると、スーツを着たホタテが歩いていたり……。
「魚介の呪いでもかかってんのか?」と考えるカラスでしたが、さして深く考えもせずに職場のSMクラブへと向かいます。
SMクラブでは、いつも通りのドタバタな日常が繰り広げられていたのですが、なんとそこで新たなオーナーにカラスが同棲しているタコ女が就任したことが判明します。
――お店の営業が始まり、店を見回っていたタコ女は、店の人気者であるルナの太ももに謎の文字が刻まれていることに気付きます。
営業終了後、タコ女はルナに「飼われてるんでしょ? その太もものタトゥーのやつに」と詰め寄ると、ルナは素直に認め、更にその人物が今からここに来る事をタコ女に告げます。
どうやらルナを飼っている人物はタコ女をずっと探していて、見つけ次第すぐ教えるように、とルナに言っていたようなのです。
ほどなくして店にやってきたのは、あのスーツを着たホタテでした。
ホタテはタコ女と自分との関係性を語り始め、「自分の女であるから連れて帰る」と主張するのですが……。
『タコトカラス』のネタバレあり感想
ちょっと最初に読んだ時には、松冨まこと先生の思い描いた世界が凄まじすぎてなかなか入っていけませんでした。
しかし繰り返し読むうちに、タコ女がものすごくエロく見えてくるのだから不思議なものです。
そして、絵柄がちょっと古めなタッチなのもすごく良いです。
もう始まりからしてどんな物語になるのかなんて全く予想できなかったのですが、中盤にホタテが出て来てからはもう話の先を推測するのは止め、ひたすらについていく事に専念しました。
ホタテとタコ女との過去の話は、笑えましたね。
遊び過ぎた挙句、タコツボにも戻れなくなって行き場をなくした私を拾ったのがホタテだった……。
ツッコむ力すらなくなる程にめちゃくちゃな述懐に笑うしかありませんでした。
そしてラストも、しっかり昭和のほっこり漫画のような雰囲気で寿司屋で終わるというのもまた素晴らしかったです。
タコが嫌いじゃなければ、ぜひ読んでみて欲しいです。
『タコトカラス』を読んだ皆さんの反応
『タコトカラス』はタコとSMとホタテで展開するカオスではちゃめちゃなコメディ読み切り漫画
勢いもあり、魚介エキスたっぷりで、タコとホタテも入った贅沢でカオスな読み切り漫画『タコトカラス』。
面白かったです。
勢いだけでなく、ちゃんと作者である松冨まこと先生のポリシーみたいなものを感じれるのも良かったです。
因みに先生の『ポチとボク』という読み切り作品もSMのお話でしたので、なるほどマジにそういうのがお好きであるとわかります。
こだわりと笑いの詰まった魚介コメディ、最高なのでぜひ読んでみてください。
そして気に入った方は、ぜひ松冨まこと先生を応援してあげてください。
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