画力のレベル、テンション、ストーリー、それら全てがハイレベルにまとまっている、上月ヲサム先生による最高に楽しい読み切り作品『立花くんTURBO』を今回はご紹介します。
タイトルからして全力マックスターボな感じなのでワクワクしちゃいますし、読めば納得、期待を裏切らない傑作です。
『立花くんTURBO』は一言でどんな漫画?
交通事故に遭った少年が好きな子に想いを伝えるべく突っ走り、同時に途中会う女の子全員を幸せにしていくハイテンションラブコメ。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
立花くんTURBO | 上月ヲサム | 53ページ | 少年ジャンプ+ |
『立花くんTURBO』の超ざっくりあらすじ
中学生の主人公、立花矢代は小学生の時から知っている藤宮さなりに想いを寄せていた。
しかしさなりは父親の仕事の都合で転校することが決まってしまう。
想いを告げる為に残された時間は、引っ越すまでのわずかな期間のみ。
なのに矢代は交通事故に遭い、入院することになってしまった。
幽体離脱し、自分のベッドで包帯にくるまれている自分を眺めている矢代は、突然ひいお爺さんの霊に声を掛けられる。
そこで矢代はひいおじいさんの霊に「想いを告げたい人がいる」とお願いし、ひいお爺さんの霊力で傷を超回復してもらい見事復活。
ただ、代償として見た目がだいぶハイスペックなイケメンになってしまった。
――とにもかくにも回復して起き上がることが可能になった矢代は、急いで学校のさなりの元へと向かう。
ところが道中、なぜか偶然多くの女子生徒と出会い、その女子生徒達は皆イケメン化した矢代にことごとく惚れてしまう。
矢代は多くの女子生徒からの愛の告白を退けながら、さなりの元へと無事到着し告白することができるのか?
『立花くんTURBO』のネタバレあり感想
いやはやすごく面白かったです。
面白かったですし、なんだか楽しかったです。
序盤、好きな子に想いを告げられず入院している矢代からのひいおじいちゃんの霊登場までの流れは、「ふ~ん」ぐらいに思いながら読んでいたのですが、そこから生まれ変わった矢代の大爆走は最高に楽しかったです。
ことごとくすれ違う女子生徒達に惚れられてしまい、愛の勝負を挑まれる矢代ですが、これまたことごとく勝利し、嫌味ではなくストレートな詫びと本当の目的を告げて爽やかに去っていきます。
なんだかいままで味わったことのないような不思議な面白さ。
さらに女の子達からの告白ラッシュはどんどん加速していき、地縛霊にまで告白されてしまいます。
それぞれの女の子への対処の仕方と、それを描く漫画的表現がすごく上手くて、ワクワクしっぱなし。
結末はもちろん大好きなさなりへ告白し、ちゃんとハッピーエンド。
まとめると、勢いもあってテンションも高く、多くの女の子の告白を断りながらも皆を幸せにしていく――そんな新しいタイプの傑作ハイテンションラブコメになっていました。
多くの人におすすめしたい読み切り作品です。
『立花くんTURBO』を読んだ皆さんの反応
『立花くんTURBO』は全女子が幸せになるおすすめの傑作ハイテンションラブコメ読み切り
『立花くんTURBO』、勢いあって最高に面白かったです。
前回紹介した『愛は地球を救う』も勢い系ギャグ漫画でしたが、この『立花くんTURBO』はさらに疾走感(というか実際に走ってますし)もあってより楽しさが凄かった気がします。
もしここまできて読んでいない人は、もったいないですからぜひ今すぐ読んでみてください。
絶対に楽しめると思います。
そしてこの『立花くんTURBO』にハマった方は、上月ヲサム先生の他の作品もチェックしてみてくださいね!
ちょっと変なコンセプトのなろう系漫画なども描いてらっしゃいます。
ブログ内で紹介してきた1巻完結・読み切り漫画の中から厳選した本気のおすすめ漫画特集、よければあわせて読んでみてください。
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