超常現象で溢れているこの世界。
必ずそれら不思議な超常現象にはそれを起こす元となっている存在がいる。
それを退治する特殊な組織、パラノーマル対策員に入る事になる少女の、恐ろしく思い物語――。
というわけで今回は高瀬継久先生によるダークで怖い超常現象を扱った読み切り漫画『マリオネットパラノーマル』をご紹介。
『マリオネットパラノーマル』は一言でどんな漫画?
操り人形の能力を持つ少女のパラノーマル対策員になるまでを描いたダークな物語。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
マリオネットパラノーマル | 高瀬継久 | 59ページ | 少年ジャンプ+ |
『マリオネットパラノーマル』の超ざっくりあらすじ
15歳の少女・高村マヤは1年前に父親を亡くし、今は母親と2人で暮らしていた。
しかしマヤには謎の不思議な現象が起きており、それは「におい」だった。
その日、マヤがアルバイトに行くべく家を出ると、家の玄関には「臭いについての苦情が相次いでおります」という注意文が貼られていた。
マヤは怒り、大家に直接「こんなことはもうやめてくれ」と言うが、大家は困惑する。
――マヤは保育園で園児たちの面倒を見る仕事をしていた。
しかし園でもまた、園児たちに「マヤくさーい」と文句を言われる。
さらにその日は園長に呼ばれ、「もうしわけないけれど契約を解除させてほしい」と言われてしまう。
家はゴミ屋敷でもなく、常に清潔にしているのになぜ……。
意気消沈するマヤの前に、パラノーマル対策員となのる男性が現れる。
そしてマヤに起きている超常現象を解決してくれる、とのことだったので藁にもすがる想いでその男を信用し家にあげるマヤだったが、超常現象の正体は意外なものであった――。
『マリオネットパラノーマル』のネタバレあり感想
なんかもう色々と心にクル作品でした。
マヤちゃんの健気に日々頑張る様子と、それなのに周囲から「臭い」と言われてしまう悲しいとでなんとも言えない気分になります。
そしてパラノーマル対策員のイケメン・シロガネが登場してから、もっとお話は怖くなっていきます。
なんとなぁくお母さんに何か秘密があるんだろうな、とは思っていましたが、なるほどお母さんはもうとっくに死んでしまっており、それをマヤが超常現象で操っていたのです。
故にマヤはずっと腐臭で臭かったのでしょう。
なにそのお話超こわい……。
そしてシロガネが事の真相をマヤに告げるシーンでは、無意識で操っているのか死体のお母さんがシロガネに攻撃してきます。
しかも爪楊枝のような物を握りしめ、トゲトゲパンチしてくるという手の込んだ凶悪な攻撃。
死体化したお母さんの描写が絶妙に生々しくて、パンチとかされる度に腐って折れやしないかとか、臭いとかを想像しちゃって気持ち悪くなります。
クライマックス、自らの行いに気付き、母親の死体を糸から解放したマヤ。
そしてマヤはその能力を活かし、パラノーマル対策員へとスカウトされます。
いやはや、これは続きが読みたいですね。
この雰囲気のまま、もっと気持ち悪くて怖い超常現象をもっともっと読みたい!
そんな風に思えるダークな読み切り漫画でした。
※ただ気持ち悪いのが本当に無理な人にはキツイかも知れません。
『マリオネットパラノーマル』を読んだ皆さんの反応
『マリオネットパラノーマル』は操り人形の能力を持つ少女のダークでホラーな誕生秘話
いい感じにグロくてキモくて面白い、そんな良いバランスのダークな『マリオネットパラノーマル』、面白かったです。
お母さんの死体を操って生活していながら、自分がくさいと言われまくる理由がわからないマヤがめっちゃ怖いですし、操られているお母さんの姿も戦慄です。
まだ読んでいないと言う方は、ぜひ読んでみてください。
続きが読みたくなる面白さです。
そして『マリオネットパラノーマル』を読んでハマった方は、広めるなりして高瀬継久先生を応援してあげてください!
ブログ内で紹介してきた1巻完結・読み切り漫画の中から厳選した本気のおすすめ漫画特集、よければあわせて読んでみてください。
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