ツボをおさえた王道要素に、笑いのアクセントも加え、シビれるような展開のSFで興奮させてくれる漫画家と言えば――そう、水上悟志先生ですね。
以前このブログでは『サイコスタッフ』をご紹介しましたが、今回は短編集。
この短編集、マジで最高です。
5つの独立した読み切り短編が収録されており、SFな物語多めですがとにかくどの作品も様々な漫画的おもしろさに溢れていて、読み終わった後の満足感すごいです。
ほっこりして、ニヤニヤして、ワクワクして、SFな設定に興奮できます。贅沢!
全く水上悟志先生を知らないと言う方にもぜひオススメしたい一冊。
――というわけで今回ご紹介するのは、水上悟志先生の『水上悟志短編集 放浪世界』です。
タイトル | 作者 | 出版社 | 発売年 |
水上悟志短編集 放浪世界 | 水上悟志 | マッグガーデン | 2018年 |
『水上悟志短編集 放浪世界』は一言で言うと……
様々な面白みで大満足な、誰にでもおすすめしたい極上の短編集。
『水上悟志短編集 放浪世界』はどんな漫画?
この作品は、水上悟志先生による5つの独立した読み切り作品が収録されている短編集です。
どの作品も面白く、トータルでとても幸せな時間を過ごせるはず。
ページ数は200ページ未満なので少なめですが、テキスト量は多いので読み応えはかなりのもの。
ここではそれぞれの漫画の内容をざっくりとネタバレしない程度にご紹介しますので、読もうか迷っている方は参考にしていただければと思います。
竹屋敷姉妹、みやぶられる
双子の姉妹のほっこり物語。
何気ない物語なのに、可愛くて楽しく、また姉妹をしっかり見てくれている男の子にキュンとする素敵なお話。
お、SFじゃない日常系?
と、てっきりオールSF短編かと思っていた僕としては意外でしたが、油断させておいてしっかり面白くのっけから心を掴まれました。
まつりコネクション
最高に緩い宇宙人による侵略物語。
オチも含めてゆるゆるなのですが、なんだか全部楽しいお話。
読まないとわからないと思いますが、ゼウスみたいな地球意思がなんか面白い。
今更ファンタジー
ある日主人公の男性がもらった魔法のランプ。
そのランプから飛び出た精霊により、全部のせのはちゃめちゃ黒歴史との対決が始まる!
という本当にめちゃくちゃなのに最高に笑えて、地味に深いファンタジー作品。
ラストページのさりげない落とし方もすごく好き。
エニグマバイキング
実は管理人のワタクシ妖怪好きなので、冒頭に出てくるぬっぺふほふな妖怪を食べちゃうシーンから楽しかったです。
水上悟志先生の連載作品も読んでいる方はお?と思うかも。
虚無をゆく
なんかもう全体的にすんごい作品。
この短編集の中でも最も長い読み切りで、設定もすごければ展開もすごいSF傑作。
とりあえず2回読みたくなります。
『水上悟志短編集 放浪世界』を読んだ皆さんの反応
『水上悟志短編集 放浪世界』は漫画的面白さ爆発の傑作短編集漫画
どの物語も面白く、読後感も大変よろしい傑作短編集でした。
SFにさえ抵抗なければ、万人におすすめしたい一冊です。
水上悟志先生のこと全く知らなくても、ぜひ読んでみてほしいと思います。
激推しの一冊です。
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