背は高いけれど、邪魔者扱いされたことがトラウマで諦めていたバスケットボールへのあこがれ。
高校に進学した今、過去のトラウマを払拭し「バスケがしたいです!」な想いを胸にバスケ部へと見学へ向かう少年……。
――今回ご紹介するのは、そんなバスケへの想いを秘めた少年とバスケ好き幽霊とが大活躍するスポーツ読み切り『BIG AND GHOST』です。
原作を工藤篤大先生が、漫画を伏見航介先生が担当しています。
『BIG AND GHOST』は一言でどんな漫画?
バスケに未練がある高身長な少年と、バスケ好きの幽霊とがかつて自分を邪魔者扱いした先輩とバスケ勝負するアツイバスケ漫画。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
BIG AND GHOST | 原作:工藤篤大 漫画:伏見航介 | 48ページ | 少年ジャンプ+ |
『BIG AND GHOST』の超ざっくりあらすじ
飛岳晴美(ひだけはるみ)は高校一年になったばかりの男子高校生で、その日バスケ部に入部届を出す為に体育館へ向かっていた。
中学生の時、身長を活かしてバスケをしようと頑張っていたのに、背が高い事を馬鹿にされ邪魔者扱いされたことがトラウマとなり、すぐに退部してしまっていた晴美。
しかし晴美はバスケへの想いを捨てきれず、退部してからもずっと身体を鍛え続けていた。
そして高校へと進学し、またバスケをやり直そうと思っていたのだった。
晴美はなかなか勇気が出ず、かつ過去のトラウマがまた蘇ってきて踏み出せずに近くのバスケットゴールがある広場で落ち込んでいると、突然バスケットゴールにぶら下げられたバッシュから話しかけられる。
どうやらそのバッシュには、高校に入ってすぐに事故で死んでしまったバスケ好きな生徒が憑りついてしまっているようで「成仏する為にもダンクが見たい!」と晴美にお願いしてきた。
仕方なく晴美はダンクを見せる為に何度も挑戦するが、なかなか成功しない。
しかしやっとの思いでダンクに成功した時、偶然近くを通りかかったバスケ部マネージャーの女子の声を掛けられる。
その女子は「皆待ってるから明日こそ体育館へ来てよ」と晴美に告げ、晴美もようやく踏ん切りがついてバスケ部を見に行って見ることにするのだが――。
『BIG AND GHOST』のネタバレあり感想
自分へ嫌味を言った先輩をぶちのめす王道展開のアツイバスケ漫画でした。
背が高い人あるあるだと思うのですが、スポーツ系の部活をしようと思うとどうしてもバスケかバレーボールの部員に誘われがちですよね。
この作品の主人公の晴美は自らの意志でバスケをやっていますが、中学の時皆に身長をいじられ邪魔者扱いされ一旦は離れています。
それがトラウマになったのにバスケを辞めなかったのは本当にすごい。
そしてこの作品では、ものすごぉく軽いキャラの幽霊が出てきます。
ただ、この幽霊設定だけは別になくても良かったんじゃ……って気がちょっとしちゃいました。
性格も軽すぎてついていけませんでしたし、なんでバスケットゴールにバッシュぶら下がってたのかとか、色々と雑な感じが気になりました。
むしろ幽霊設定なくて晴美が自らの力で復讐する展開の方が盛り上がった気がします。
最後に先輩をやっつけたシーンも、幽霊の力借りちゃってる感じなので少し盛り上がりが減っちゃいますし。
ただ、色んなバスケ好き幽霊が集まって憑依してのバスケバトルみたいな展開は割と面白そうかも?
主人公・晴美のキャラは面白かったです。
背が高いのにちょっと小心者で、さらにメガネかけてるルックスはスラムダンクで言うところの小暮を思い出しますが、色々なドラマを展開できそうな性格ですごく良いです。
とりあえず幽霊クンの過去をもう少し明かす続編、よろしくお願いします!
『BIG AND GHOST』を読んだ皆さんの反応
『BIG AND GHOST』はおすすめ読み切り漫画
バスケ漫画、いいですねぇ。
僕は中学、高校とバスケ部だったので、ちょっと余計に想いがこもってしまった気がします。
中学でそこそこ頑張ってたので、高校に入ってバスケ部入った初日にこの漫画で描いてあるような「1on1しようぜ」と先輩に言われる展開をそのまんま体験したことがあります。
結果は余裕のフルボッコに遭い、ちょっとバスケ嫌いになりかけたのをよく覚えています笑
――とにもかくにも、高身長少年と幽霊が憑いたバッシュが巻き起こす大波乱、そしてカッコイイバスケの描写、最高でした。
幽霊だけが僕はちょっと気になっちゃいましたが……。
もしまだ読んでいないのであれば、王道展開なアツイバスケ漫画なのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『BIG AND GHOST』が面白かったのであれば、作者である工藤篤大先生と伏見航介先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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