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超画力で紡がれる「仁」の国の双子の皇子の物語『皇の器』【おすすめ無料読み切り漫画】

皇の器

古い中国のような世界観の、仁というとある国。

そこに産まれた双子の皇子はそれぞれ鏡で見合わせたように姿は似ており、さらにそれぞれ反対の位置に連なるホクロがあった。

幾万の民の頂点に君臨する皇として、かつては仲良く遊んだ2人も、大人になるにつれて様々な思惑に巻き込まれ、つらく苦しい道を歩むことになる……。

――今回ご紹介するのは、織部匡(おりべきょう)先生による『皇の器』です。

え? これ読み切り?

え? これ期待の新鋭ってマジ?

え? え?

となってしまう超力作、ご堪能ください。

『皇の器』は一言でどんな漫画?

幾万の民の頂点たる皇になる資格を持って産まれた双子の皇子の、壮大かつ悲しみに溢れた皇になるまでの物語。

この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。

読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。

※↓↓タップ(クリック)で読めます。

タイトル作者本編ページ数読めるサイト
皇の器織部匡70ページ少年ジャンプ+

『皇の器』の超ざっくりあらすじ

中国によく似たとある大陸の、仁という国の物語。

その仁という国に、ある時姿も瓜二つの双子の皇子が誕生した。

見分け方は、兄の玲月(れいげつ)は左目の下に2連のホクロがあり、弟の晟祥(せいしょう)は右目の下に2連のホクロがあった。

さらに、晟祥は兄の玲月よりも全てにおいて優秀であるという点も2人を区別する要素になってしまっていた。

そんな中、次の皇に相応しいのはどちらの皇子が? という話し合いが宮城内で行われた。

当然「順番的に兄である玲月を皇に」という意見もあれば、「才ある弟の晟祥を皇に」という意見もある。

更には、「裏から操りやすいから」という理由で才の劣る兄の玲月を皇に――と画策する者もいた。

様々な思惑に翻弄される双子の皇子の行く末はどうなってしまうのか?

『皇の器』のネタバレあり感想

読んですぐに驚くのが、圧倒的なまでの画力です。

古い時代の中国のような世界観が舞台の漫画なのですが、きらびやかな衣装や多くの人物を丁寧に着物まで描き込んでいるのがすぐにわかります。

これが新進気鋭の新たな才能だなどとは到底信じられない、全にプロクオリティーの読み切りです。

物語は、次の世代の大となるべき2人の双子の物語になっています。

瓜二つで生まれた双子ですが、一方は頭も良く運動神経も抜群、もう一方は色々と残念と言う設定としてはベタな設定。

しかしながら珍しい世界観とその圧倒的なまでの描き込みでぐいぐいと物語に入り込まされ、双子の兄弟お決まりの入れ替わり展開も予想はできたものの思った以上に感動し思わず泣いてしまいました。

最後まで読むとわかるのですが、まるで実際に中国かどこかであった史実であるかのような描き方になっており、物語が説得力を持って胸を打ちます。

ツイートのコメントなどでもあるのですが、おそらくは架空の設定の物語。

これだけ説得力のある物語をフィクションで描ききったと言うのはほんとにすごい漫画家さんです。

ぜひあなたも、とある仁と言う国の壮大なスケールで描かれる双子の皇子の物語、堪能してみてください。

『皇の器』を読んだ皆さんの反応

『皇の器』は超画力で紡がれる「仁」の国の双子の皇子の物語を描いたおすすめ読み切り漫画

繰り返しになりますが、とにかく画力が凄まじいのですぐにその世界観に引き込まれていきます。

そして圧倒的画力で描かれる、壮大な皇の座を巡る黒い思惑。

読み応えも抜群でした。

読み切りではなく大作を連載で描かせたらとんでもないものが出来上がるんじゃないか……と予感させる、そんな凄まじい読み切り作品になっていました。

もしまだ読んでいないのであれば、きっと圧倒的パワーに惹き込まれると思いますのでぜひ読んでみてください。

そしてこの『皇の器』が面白かったのであれば、作者である織部匡先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。

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