女装が趣味で、学校内でもあまりに美しい女装姿から皆に一目置かれている阿澄。
しかしそんな阿澄を差し置き、一気に注目を集めてしまったのが、ノートをとるにも何をするにも全ての字を筆で行うという異端児・硯。
予想外な女装男子VS書道男子の摩訶不思議な学園書道物語が今始まる……。
――今回ご紹介するのは、横山左先生による『俺の字』です。
女装男子をまさかの形で活かす、前代未聞の書道読み切り、ぜひ読んでみてください。
非常に面白くておすすめです。
『俺の字』は一言でどんな漫画?
女装で一目置かれる男子生徒と、転校してきた書道大好き男子との、書道を通して描かれるぶつかり合いと絆の物語。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
俺の字 | 横山左 | 56ページ | 少年ジャンプ+ |
『俺の字』の超ざっくりあらすじ
阿澄八成(あすみはちなり)は、女装を趣味とし、学園内でも女装が許されている一目置かれる存在だった。
しかしある日、クラスに硯潤(すずりじゅん)という男子生徒が転校してきたことで阿澄の人気は翳りを見せることになる。
硯は、ノートを筆でとるほどの書道好きで、そのあまりにも謎多き様からクラスの注目をかっさらってしまったのだ。
そんな硯の注目が許せなかった阿澄は、すぐに硯を呼び出して威嚇する。
しかし逆に硯から字が汚い事を痛烈に批判され、書き順を間違えていたことも指摘されてしまう。
その日から、阿澄は書道に怒りと屈辱きっかけではあったものの興味を持ち始め、硯との書道対決にまで事態は発展していくのだが――。
『俺の字』のネタバレあり感想
女装している学園の人気者……という時点で色々と先を予測しましたが、全然予想外の展開ですごく楽しめました。
何より普段あまり触れることのない書道の世界を垣間見れてすごく面白かったです。
何を隠そう僕もものすごく字が汚くて、よく人に「読めない」と指摘されてしまうほど。
故に今作の硯が阿澄に痛烈に放ったセリフなどはなぜか僕にも刺さりまくってました笑
そんな僕なので、実は書道にめちゃ興味あったりはするのです。
硯のように、美しい字をサラサラと書いてみたいという願望はありますし、書道部部長の力強い創作のような字も書いてみたい!
美しい字をサラサラっと書くのって、見ていても気持ちの良いものです。
――さてこの漫画では、全く書道とは無縁だった女装男子の阿澄が硯と書道対決することになります。
この展開だけでも意外でしたが、最終的に阿澄は自らが被っていたウィッグを筆代わりにして力強く書き上げるという凄まじい展開に。
これ、ジャンプラのコメントにも「女装という要素を筆にするために使った漫画は初めて見た」と書いてあって笑いました。
たしかに。
――少なくとも僕はこの漫画を読んで改めて「書道っていいなあ」と思えましたし、もしかしたら人によっては書道を始めるきっかけにもなるかも知れません。
さらに、漫画としても惹き込まれてすごく楽しく読めたので、多くの方におすすめしたい良作だったなと思います。
『俺の字』を読んだ皆さんの反応
『俺の字』は個性のある自分だけの字を目指す書道部おすすめ読み切り漫画
書道、やりたいなぁ。
いややれよ、って感じですけど、なかなか始めるに至らないのですよ。
壊滅的にベースとなる字が汚いですし。
僕と同じように、字が綺麗になりたい!だったり、実は書道始めてみたい!という人って結構いると思うのです。
この漫画は、そんな気持ちをまた再燃させてくれるとても面白い書道部漫画でした。
まさか女装男子×書道の漫画でここまで惹き込まれるとは笑
もしまだ読んでいないのであれば、きっと書道に興味を持つきっかけになると思いますのでぜひ読んでみてください。
そしてこの『俺の字』が面白かったのであれば、作者である横山左先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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