人が死んでしまうと渡る事になると言われている「三途の川」。
今回ご紹介する紅木春先生の『七瀬くんの天職』では、その三途の川での送迎をしている少年の成長と感動の物語が描かれています。
美しい絵と優しい雰囲気に包まれた素敵な読み切り作品ですので、ぜひ読んでみてください。
『七瀬くんの天職』は一言でどんな漫画?
三途の川で送迎の仕事をする少年が自分の弱さと向き合い変わっていく、感動の成長物語。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
面白そうかどうかの判断がつかない方は、この記事を読み進めていただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
七瀬くんの天職 | 紅木春 | 49ページ | 少年ジャンプ+ |
『七瀬くんの天職』の超ざっくりあらすじ
死んでしまった者が成仏するために渡る川である三途の川。
その三途の川にて、水先案内人として働く七瀬航(ななせわたる)は緊張しやすい性格であり、その日も送迎していた老婆の前でいくつかのミスをしてしまった。
意気消沈する七瀬だったが、職場の大先輩である環(たまき)に飲みに誘われ、励まされる。
環が言うには、七瀬は決してこの仕事に向いてないわけではなく、むしろ完璧すぎるくらいに覚えも良い。
ただ本番になると人目が気になってしまい、ものすごくあがってしまうのだ。
環に励まされながらもどうしたらいいのかわからない七瀬だったが、ある日、送迎する相手にかつて七瀬の学校の先生であり、七瀬が今でも多くの言葉を忘れずにいる恩師がやってきた。
再会を喜ぶ七瀬だったが、恩師に対してまた失態を繰り返してしまうことが嫌で恩師を送迎する事を断ってしまう。
しかし、何かを大きく変えたかった七瀬は考えを変え、恩師を送迎することを決意する……。
『七瀬くんの天職』のネタバレあり感想
まず何より「三途の川での送迎をする水先案内人」という設定が面白いです。
三途の川を渡る際に、仕事するか成仏するか選べるみたいですが、僕ならすぐに成仏を選んじゃいます。
ところが色々と自分の性格に不満もあり、悔いがあった主人公・七瀬くんは働くことにしたようです。
そして、全編絵が凄く美しい。
途中、カラーの見開きページがありましたが、あそこなんかは美しい絵に美しい色彩にあの世の雰囲気も抜群で思わずハッと息をのむほどでした。
紅木春先生はイラストも複数公開していまして、めちゃくちゃ綺麗なのでぜひpixivなんかもチェックしてみて欲しいです。
そういった画力に裏打ちされたこの漫画は、最後まで細かな絵と優しい雰囲気があり、読後感もとても爽やかでした。
ぜひ多くの方に読んで欲しい素敵な作品です。
『七瀬くんの天職』を読んだ皆さんの反応
『七瀬くんの天職』は三途の川で繰り広げられる人間模様を描いた素敵な読み切り漫画
『七瀬くんの天職』は三途の川の水先案内人という面白い設定と、美しい絵、そして圧倒的な威力を持ったカラーでの見開きページと色々と贅沢で素敵なファンタジー読み切り漫画でした。
この設定のまま、ゆるく優しい物語をずっと読んでいたいなぁ……なんて思う作品です。
まだ読んでいない方は、勿体ないですからぜひ読んでみてください。
そして読んでこの作品が好きになった方は、作者である紅木春先生を応援し、最新情報をチェックしてみてください。
イラストを眺めるだけでも楽しいです!
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