無意識で生霊(ゴースト)化してしまっていた少女が巻き込まれる、ワクワクが止まらないゴースト達の世界――。
今回ご紹介するのは、超ハイクオリティな倉薗紀彦先生による読み切り作品『GHOST-ゴースト-』です。
倉薗先生と言えば『AUTOMATON』などの連載作品でも有名ですから、間違いなくハイクオリティで面白い読み切りであることは読む前からわかります。
『GHOST-ゴースト-』は一言でどんな漫画?
生霊化した世界で悪さをする人間を、無意識で生霊化出来ていた少女とベテラン少年とが懲らしめる楽し過ぎるゴーストバトルアクション。
この時点でもう読みたい!と思った方はぜひ読んでみて下さい。
読もうか迷っている方は、この記事を読み進めて判断していただければと思います。
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タイトル | 作者 | 本編ページ数 | 読めるサイト |
GHOST-ゴースト- | 倉薗紀彦 | 53ページ | 少年ジャンプ+ |
『GHOST-ゴースト-』の超ざっくりあらすじ
高校生の切島幽花(きりしまゆうか)は霊感が強く、その日も学校から帰る途中で幽霊の影を見てしまった。
翌日、幽花はその事を友人に話していると、学校の中庭で一人突っ立って瞑想をする生徒・百舌研人(もずけんと)を見かけ、おじいさんが心霊研究家である事を友人に教えられる。
すると放課後、突然幽花は研人に話しかけられ、「見えてるよな?」と尋ねられる。
研人は幽花が霊感が強い事を知っており、また幽花が見えているのは他人の幽霊などではなく、自分自身の生霊(ゴースト)であることを教えてくれた。
――その夜から、幽花はよりハッキリと自分の生霊を見ることが出来るようになり、さらに意識を生霊に移し、自由に行動することも出来るようになった。
すっかり味を占めて楽しみまくっていた幽花だったが、同じように他の人々も生霊となって無意識に彷徨っていたり、または意識的に生霊化して悪さをしている人間もいることを知ってしまう。
そしてある日、老人がATMでお金を下ろそうとしている所を真上から覗き見て、暗証番号を確認している生霊を幽花は見つけてしまう。
幽花は居ても立っても居られず、たまらずその生霊に注意するのだが、逆にその生霊を怒らせてしまい追いかけられることになってしまい――。
『GHOST-ゴースト-』のネタバレあり感想
案の定、最高に楽しめる作品でした。
生霊と幽体離脱と幽体だからこそ可能な犯罪などが実に巧く絡められている作品で、生霊化した時の自由で楽しそうな世界も魅力的でしたし、犯罪者をこらしめる研人もすごくかっこよかったです。
そして何よりヒロインである幽花の性格がすごくハマってる気がしました。
キャピキャピしてるわけでもないし、カッコよすぎるわけでもなく、凄くフラットで等身大なサバサバした女子高生、という感じで全く嫌味がありません。
故に幽花のリアクションも説得力がありますし、すんなりこの世界に入って行けたすごく大事なポイントだったようにも思います。
そして結末にかけては研人と犯罪者とのバトルが描かれ、カッコよすぎる必殺技まで飛び出して盛り上がりも最高潮。
当然ながら画力もハンパナイので、「え、これ連載じゃないの?」と途中読み切りであることを忘れるほどでした。
もうこのまま続き描いても全然いけちゃうと思いますし、結構本気で先が読みたいんですが……。
とにもかくにも、それほどにハイクオリティで最高に楽しい読み切りでした。
『GHOST-ゴースト-』を読んだ皆さんの反応
『GHOST-ゴースト-』は生霊化した人間が跳梁跋扈するバトルアクションなおすすめ読み切り漫画
この作品は本当にそのまま連載いけるでしょ!って思うほどのクオリティで最高に面白かったです。
もしまだ読んでいないのであればもったいないですから、ぜひ読んでみてください。
きっとスカッと爽快な王道バトルモノ読んだわー、といういい気分になれますので。
そしてこの『GHOST-ゴースト-』が面白かったのであれば、作者である倉薗紀彦先生を応援し最新情報をチェックしてみてください。
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